出光音楽賞ガラ

出光音楽賞 受賞者ガラコンサートに行ってきました。12月5日、横浜みなとみらいホールです。

定時まで仕事をしていたのでは開演ギリギリになってしまうので、この日は2時までで半日休暇を取ることにしました。
それでは逆に時間が余ってしまうので、入荷している楽譜を引き取りに本郷のアカデミアに寄ります。といっても逆方向ですな。

引き取ったのは2冊。例によってヘンテコなレパートリー(そんなことはないですヨ)ですが、ナッセンのホルン協奏曲とフェルスターの第4交響曲。こういうものはアカデミアでも特別注文となります。

一旦自宅に帰って出直し。家内はセレブの昼食会!!から直行するというので、現地待ち合わせ。

プログラムを頂いて初めて「出光音楽賞」の趣旨などを知った虚け者です。
1990年にテレビ朝日の後援で創設された音楽賞で、もちろん主催は出光興産?。いわゆる企業メセナの最高峰でしょう。

顕彰の対象は原則として30歳以下の新進音楽家。育成という観点から意欲、素質、将来性に重きがおかれている由。
なるほど歴代受賞者の顔ぶれを見ると、錚々たる方々。30歳という点で判断すると、「原則として」という文言に意味がありますね。今回も厳密には対象にならない方もおられたようで・・・。ま、固いことは止めましょう。

コンサートに先立って授賞式。テレビの収録が入っています。
コンサート自体は前半が田村響(たむら・ひびき)氏のピアノでラフマニノフの第2協奏曲。
後半が亀井良信(かめい・よしのぶ)氏のクラリネットでコープランドのクラリネット協奏曲と、木下美穂子(きのした・みほこ)さんのソプラノでオペラ・アリアが3曲。「トロヴァトーレ」から“穏やかな夜”、「蝶々夫人」から“ある晴れた日に”、「トスカ」から“歌に生き、恋に生き”。

それぞれ、受賞を納得させるに充分な素晴らしい音楽を披露してくれました。
オーケストラは東京シティ・フィル、指揮は2001年の受賞者でもある村中大祐氏でした。

演奏会に続いて会場を向いの「トスカ」に移し、受賞パーティ。しっかりコンサートと繋げていました。
シャンパンによる乾杯、関係諸氏の挨拶があって歓談に。
私は例によって朝から何も口にしていないので、全て美味しくいただきました。お腹が減っていたからではありませんよ、本当に美味しいお料理でした。

パーティそのものは最後に受賞者三氏のスピーチでお開き。私共はそのあとも少し残って、木下さんにお祝いとご挨拶。記念写真も撮っていただき、思いも掛けない宴を満喫してきました。

皆様ありがとうございました。受賞された方々、これからの益々のご活躍を祈念しております。

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