秋を告げる花々

自然ネタ

日記を書く気にもならない暑さですが、ここ数日で見た光景。
確実に秋は近づいています。1年の繰り返しは気温とは無関係な部分も多いのでしょう。

拙宅の近く、勤め先の近くで最近目に付くのは、秋の花が次々に開花してきたこと。真夏の盛りはほとんど花がないだけに、一息つくものがあります。

へクソカズラ、ヒヨドリジョウゴ、ママコノシリヌグイ、ツルボ、キツネノマゴなど。
どれも変わった名前ですが、夫々に味があります。

ママコノシリヌグイは昔は何処にもありましたが、最近は街中がきれいに掃除され、あまり見かけません。数日前、後楽園の駅を出て、本郷のアカデミアに向かう坂の途中の植え込みに咲いていました。花はピンクの小花が可愛いのですが、茎も葉も棘が夥しく、名前の由来は、継子の尻を拭う、という嫌がらせからの連想。これで拭かれてはさぞ痛かろうに。

ツルボは赤坂御用地の周りの土手で咲き出しました。これもピンク。
千鳥ヶ淵と言えば桜の名所、というのが一般的なイメージでしょうが、このお堀の土手一杯に咲くツルボとヒガンバナは見事。一見の価値があると思いますがどうでしょうか。ヒガンバナはあと1ヶ月先ですが、休日の散歩にお薦めです。

キツネノマゴはヤマトシジミの大好物で、群れをなして吸蜜する姿がよく見られます。これもピンクなのは面白い共通点。
今の所ヤマトシジミは少ないようですが、これを目当てに羽化するのか、集まってくるのか、私にとっては毎年の秋の風物詩です。

この夏はチョウの姿が少ないですね。この週末もツマグロヒョウモンを少し、アゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハを若干見ただけ。
そうそう、息子が日曜日に都筑区茅ヶ崎公園というフィールドを散策してきたんですが、アカボシゴマダラを見た、と言って騒いでいました。神奈川県で急速に増えている珍客。
私も息子に倣って神奈川県の公園巡りをせにゃいかんなぁ。

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