新人事

音楽ネタ

日記を書くためのネタみたいですが、さっきまでミクシィ・ニュースにも上がっていた、ニューヨーク・フィルの新音楽監督の話題。2009年度からアラン・ギルバートが就任するようです。

一つは日系だということが話題になっている理由でしょう。確か母君が日本人で、ご両親共にニューヨーク・フィルのヴァイオリニスト。従ってニューヨーカーが地元オケの監督になるワケ。

話題のもう一つは若返りでしょうね。アメリカって意外に保守的で、特にメジャー・オケは“エッ、またこの人が監督になるの?”という何とも守りの姿勢が目立ちますからネ。今回もムーティ御大の名前がシッカリ後ろ盾になっているようで、オッカナビックリの様子が丸見え。

日本はどうかな。いろいろ新人事が発表されていますが、やはり保守的ですよね。保守的にならざるを得ない。
それよりも日本の場合、役職名の実質的な役割がよく判りません。音楽監督・名誉指揮者・首席指揮者・正指揮者。首席客演指揮者とか単に指揮者というのもあるし、フレンズ・オブ・セイジなんてのもかつてはありましたな。

この辺をハッキリすべきじゃないですかね。その上で若返り。どうも日本のオケは伝統的に偉い人に教えてもらう、という体質でしょ。ヨーロッパのオケには逆に指揮者を育てる、という使命も同時に果たしてきてます。こういうこともしている日本のオケは本当に少ない。決してないわけじゃない。

ですが、特にトップクラスであるべきオーケストラはいつまでたっても「教えて貰う」姿勢。その人がいなくなれば、責任者は置かない。これって少し無責任じゃないか。

考えていると腹が立ってくるから、やぁ~めた。

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