アイルランド・ダービーと、

競馬はやって見なければ判らない、の典型でもあり、終わってみればヤッパリでもありますねぇ。
第142回アイルランド・ダービー、本命のイーグル・マウンテンは3着敗退。ではありますが、オブライエン師にとっては1-2-3独占。これ以上ない結果に終わりました。
オブライエン厩舎のGⅠでの1-2-3は、ロイヤル・アスコットのセント・ジェームス・パレスで達成されたばかり。いや、何とも・・・。

勝ったのはソルジャー・オブ・フォーチュン Soldier of Fortune 、強かったです。2着アレクサンダー・オブ・ハレスに9馬身ですから。騎手、シーマス・へファーナンはほとんど毎日のようにこの馬の調教をつけていましたから、努力が報われ、喜びも一入だったでしょう。
オブライエンにとって9頭目の愛ダービーですわ。

オーナーは又もジョン・マニエー夫人。馬群中団につけていても良く目立つ黒っぽい勝負服です。
ガリレオ産駒ですが、ガリレオも愛ダービーに勝っていますから親子制覇ですね。ノーザンダンサー系の一方の雄、サドラーズウェルズ系の本流、デーンヒルのダンジグ系とは、これからも凌ぎを削っていくに違いありません。
ところで映像を見たのですが、勝馬の口取りをしているラッドは日本人ですね。海外で活躍する若き競馬人が増えてきているのは、実に頼もしいことです。
本命馬の敗因は極端な重馬場でしょうか。勝馬の成長力が勝っていたのでしょうか。

ソルジャー・オブ・フォーチュンはキングジョージで5対1、凱旋門賞では10対1のオッズが付きました。

一方、レイルウエイ・ステークスですが、期待のサウス・ダコタは2着。最終的に取消が出て4頭立てだったようです。
勝ったのは同じオブライエン厩舎のリザード・アイランド。ここもオブライエンの1-2フィニッシュでした。しかも両馬ともデーンヒル・ダンサー産駒!
まだ映像が入っていないので確認できませんが、リザード・アイランドは逃げ切り勝ち。サウス・ダコタは最後方から追い上げたものの4分の3馬身及ばなかったようです。この馬場でスピードが活きなかったのでしょう。そのまま鵜呑みに出来る成績ではなさそうですから、次回に期待しましょう。
オブライエン師によれば、レースもレース後も順調だそうです。

 

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