3年連続成るか?

秋のニューマーケット再編、今年のセザレウィッチ開催で行われたG戦はオータム・ステークス Autumn S (GⅢ、2歳、1マイル)一鞍だけでした。去年に比べると、このレースだけが分断された形。
good の馬場に1頭が取り消して9頭立て。前走ソラリオ・ステークス(GⅢ)で2着したフューチャー・エンパイア Future Empire が11対4の1番人気に支持されていました。

レースは6番人気(10対1)の伏兵コメモレイティヴ Commemorative が逃げ、一時は後続に3馬身差。本命フューチャー・エンパイヤはやや掛かり気味に先行していましたが、追い出すや以外にも伸びず、コメモレイティヴが最後は左に寄れながらも逃げ切ってしまいました。後方から追い込んだ最低人気(33対1)のリストアラー Restorer が1馬身差の2着に入り、更に1馬身半差の3着にフューチャー・エンパイア。
チャーリー・ヒルズ厩舎、ジェームス・ドイル騎乗のコメモレイティヴは、サンダウンのデビュー戦(7ハロン)が4着、次のドンカスターで初勝利(8ハロン)を挙げ、これで3戦2勝。ハーリッド・アブダッラーのジャドモント所有馬で、来年の2000ギニーに33対1のオッズが出ました。シーズン最後のGⅠ戦レーシング・ポスト・トロフィーで真価を問いたいところですが、登録が無く、参戦するには追加登録料が櫃世になります。
ところでオータム・ステークスは、一昨年の勝馬トレーディング・レザー Trading Leather が愛ダービー、去年勝ったキングストン・ヒル Kingston Hill も今年のセントレジャーと2年連続でクラシック馬を輩出しています。コメモレイティヴもこの流れを引き寄せて3年連続クラシック制覇となるか、注目の1頭でしょう。

 

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