キング・ジョージの枠順

続いて土曜日に行われるキング・ジョージⅥ世クィーン・エリザベス・ステークスの枠順です。
既に紹介したように、有力馬と見做されていたオブライエン厩舎のセント・ニコラス・アビーが調教中に骨折。陣営はペースメーカーを含めた3頭を事前登録していましたが、これに伴い全てを取り消し、オブライエン厩舎からの出走馬が1頭もいないキング・ジョージになってしまいました。

1 シリュス・デ・ゼーグル Cirrus Des Aigles
2 エクティハーム Ektihaam
3 ノーヴェリスト Novellist
4 ユニヴァーサル Universal
5 ヴェリー・ナイス・ネーム Very Nice Name
6 トレーディング・レザー Trading Leather
7 レッド・カドー Red Cadeaux
8 ヒルスター Hillstar

1番人気には7歳せん馬のシリュス・デ・ゼーグルが選ばれるでしょう。去年はフランケル Frankel を追う第2の実力馬で、せん馬のため凱旋門賞に出走資格の無い同馬にとっては最大目標となるGⅠ戦です。
しかしシリュス・デ・ゼーグルは前走サン=クルー大賞典で5着に敗退してるのが不安材料。果たして彼のファイトが復活するかが運命の分かれ道でしょうね。

そのサン=クルーを快勝したドイツの4歳馬ノーヴェリストが相手になりそう。ドイツ・ダービー2着馬で古馬になって充実。もしノーヴェリストが勝てば、去年のデインドリーム Danedream に続き2年連続でドイツ馬が勝つことになります。

第3の馬という以上に可能性があるのが、3歳のトレーディング・レザー。愛ダービーを勝って急成長、1ストーン近い負担重量差を利しての逆転は充分に可能、と見ています。

あとは先のニューマーケットでプリンセス・オブ・ウェールズを制したユニヴァーサル。ここまでGⅠのタイトルはありませんが、キング・ジョージでGⅠ初制覇と言う馬も過去には何頭も出ています。そうした上がり馬の1頭に加わることが出来るか・・・。

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