いよいよクラシック・レース

そろそろ競馬にも春が近づいてきました。毎度、イギリスの話です。

海外競馬の情報入手手段はスッカリ様変わりしてしまいました。昔はレースが終わってから1ヶ月くらい経過し、イギリスから届いた競馬月刊誌で結果を知ったものです。
エプサム・ダービーとか凱旋門賞のようなイヴェントは特別で、日経や朝日といった一般紙のスポーツ欄の隅っこにも載っていました。それに一喜一憂していたっけ。
今やウェブサイト全盛。ほぼ同時と言っていいくらいに、イギリスの専門誌が開設しているウェブで結果が判ります。特別なレースだけじゃなくて全部のレース、イギリスもフランスもアメリカも。

ということで今週はニューマーケット競馬場で重要なクラシックのトライアル・レースが行われました。
1000ギニー(牝馬のクラシック、日本で言えば桜花賞に相当)のステップであるネル・グィン・ステークスは、大本命 Sander Camillo が敗れる波乱で、Scarlet Runner が勝ちました。俄然混戦模様。

一方、2000ギニーを占うクレイヴァン・ステークスは、本命に押された Adagio が内容以上に強い勝ち方をしたようで、本番のオッズもかなり下がりましたね。
尤も2000ギニーは Teofilo という大本命がいるので、一番人気には変動がありません。

Teofilo については10月22日の日記に書きましたが、本命は動かないでしょうね。ぶっつけ本番で2000ギニーに向かうのかしら。
しかし心情的には昨日勝った Adagio を応援したいですね。理由は単純。「アダージョ」という名前。音楽用語ですからね。
デューハーストではテオフィロに問題にされなかったけれど、血統も距離が伸びて本領を発揮するタイプと見ていますから、ダービーでは逆転があるかもよ。
名前のように、ゆったりと行きましょうや。

 

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