名牝、続々

また昨日の話。
久しぶりに日本ダービーのテレビ放送を見ました。もう見なくなって何年でしょうか。
皇太子殿下も安部総理ご夫妻も観戦。世の中変わりましたね、というのが第一の感想です。

そのあとのニュースでも話題になったし、ミクシィ日記でも一番人気になったとおり、牝馬のウォッカがダービーを制覇しました。
BSハイビジョンでスタート前にアナウンサーが、2003年生まれの優駿の頂点に立つのはどの馬かァッッッッ、と絶叫していましたが、2004年生まれの間違いでしょ。水を差すようで悪いけど。
書いておきたいのはウォッカのことじゃなくて、フィンシール・ベオのこと。そう、5月初めに1000ギニーに勝った牝馬。

ウォッカも名牝には違いないけれど、こちらはもっと凄い。実は同じ日、彼女はアイルランド1000ギニーも勝ってしまったのです。今朝のスポーティングライフ電子掲示新聞で知りました。
今年はこういう戦歴。

5月06日 英国1000ギニー 優勝
5月13日 仏国1000ギニー 2着(Darjina に鼻差)
5月27日 愛国1000ギニー 優勝

フランス版はビデオで見ましたが、伏兵に足を掬われた感じで、実質はフィンシール・ベオの強さが目立っていました。
アイルランド版は不得手な重馬場だったようですが、無事に英愛ギニー・ダブルを完遂したのであります。

う~~ん、これ強いな。マイラーですから凱旋門賞には間違っても出ませんが、世界レヴェルで年度代表牝馬を選ぶとすれば、『生きている伝説』に一票かなぁ。
3カ国の1000ギニーに全部出走したってのは初めてじゃないかしら。日本では考えられないローテーションでしょ。

序といっては申し訳ないですが、アイルランド2000ギニーはイギリス2000ギニーで大穴を開けたコックニー・レベルが勝ちましたね。イギリスでは25対1だったのが、アイルランドでは6対4、大本命ですわ。競馬ではヒーローがコロコロ変わりますから、来月はどうなっていることか・・・。

 

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