2015仏オークスの枠順
前の記事で予告したように、この日曜日に行われる仏オークス、ディアーヌ賞の枠順が発表されています。17頭立ての多頭数になりました。
01 ステイ・ザ・ナイト Stay the Night
02 クラーミナ Clarmina
03 デジレー・クラリー Desiree Clary
04 サント・アマランテ Sainte Amarante
05 フィジオクラート Physiocrate
06 リトル・ナイチンゲール Little Nightingale
07 ムーニー・ヴァレー Moonee Valley
08 モホ・リシン Mojo Risin
09 フォンテーヌリス Fontanelice
10 エーム・ブルー Ame Bleue
11 サウンド・オブ・フリーダム Sound of Freedom
12 アブソリュート・ブラスト Absolute Blast
13 ナイトフラワー Nightflower
14 マラバー Malabar
15 スター・オブ・セヴィル Star of Seville
16 ビジネス・ローヤー Buisiness Lawyer
17 クィーンズ・ジェウェル Queen’s Jewel
当ブログ初登場の馬も多く、馬名の読み方は自信がありません。特に8番枠を引いた馬は難しく、一応「モホ・リシン」とスペイン語風に表記しておきました。
今年の仏オークスは多頭数になりましたが、実績的には前走最も信頼できるトライアルのサンタラリ賞を圧勝したクィーンズ・ジェウェルが中心でしょう。勝てば4戦無敗でクラシック馬となり、英ダービーのゴールデン・ホーンと肩を並べることになります。
しかし言うまでも無く不安は大外枠を引いて「しまった」こと。前走も後方から徐々に順位を上げる落ち着いた内容でしたから克服する可能性はかなり高いと思われますが、そこはクラシック、運を天に任せるしかなさそう。後はグィヨン騎手に掛かってきました。
相手は一長一短ですが、最初に名前を挙げたモホ・リシンが不気味な存在。ローカル戦を3連勝してきた馬ですが、その意味ではクィーンズ・ジェウェルと同じで、逆転があればこの馬か。
クレオパトラ賞(GⅢ)に勝って2連勝中のリトル・ナイチンゲール、英国から挑戦する1000ギニー4着マラバーと、ミュジドラ・ステークス(GⅢ)勝馬でオークス9着のスター・オブ・セヴィル、シャンティーで2戦2勝のフィジオクラートも争覇圏内と見て良いでしょう。
しかし興味深いのはイタリアの1000ギニーを大本命で4馬身圧勝し、イタリア・ダービーに挑戦し本命で2着、負けは伊ダービーのみというサウンド・オブ・フリーダム。イタリア出身という意味では仏1000ギニー4着で、社台の吉田氏がイタリアから購入したフォンテーヌリスも応援したいところ。
独オークス・トライアル勝馬ナイトフラワーも見逃せない遠征馬です。ドイツからはクレオパトラ賞4着のムーニー・ヴァレーも挑戦してきました。
仏1000ギニー参戦組では、フォンテーヌリスの他に9着のサント・アマランテがその後コンピエーニュでリステッドに勝って巻き返しを図ります。仏1000ギニー馬エルヴェディヤは参戦せず、今年は2冠はありません。
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