フランスはハノン師のワン・ツー

土曜日のヨーロッパ競馬、最後はフランスのドーヴィル競馬場からカルヴァドス賞 Prix du Calvados (GⅢ、2歳牝、1400メートル)です。soft の馬場に5頭立て。イギリスからバーク師が送り込む2戦2勝、ケイティーズ・ダイアモンド Katie’s Diamond が27対10の1番人気。
レースは、これも英国遠征の4番人気(49対10)マレンコ Marenko が逃げ、ケイティーズ・ダイアモンドは2番手追走。しかし伸びたのは3番手を進んでいた3番人気(7対2の)グレート・ページ Great Page 、逃げるマレンコを首差捉えていました。1馬身4分の1差でケイティーズ・ダイアモンドが3着。

1・2着は共にリチャード・ハノン師の管理馬で、勝馬にはクリストフ・スミオンが、2着馬にはオリヴィエ・ペリエという豪華ジョッキーの競演で、結果的にはマレンコがグレート・ページのペースメーカーを務めた形です。
勝ったグレート・ページは、前走プリンセス・マーガレット・ステークス(GⅢ)で2着、ウインザーのデビュー戦、ナースのリステッド戦に続く3勝目となります。恐らくフランスのマルセル・ブーサック賞を狙うことと思われますが、ハノン師は2着のマレンコもフィリーズ・マイル(GⅠ)に向かう由。両馬とも1マイルのGⅠが目標になるでしょう。

 

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