クァルテット試演会

エク・プロ限定試演会というのに初めて参加してきました。

クァルテット・エクセルシオという団体があります。結成11年目のクァルテットですが、常設の弦楽四重奏団としての活動を目標にしているのです。
第1ヴァイオリン・西野ゆか、第2ヴァイオリン・山田百子、ヴィオラ・吉田有紀子、チェロ・大友肇の面々。

しかし地味な音楽分野で定期的、かつ永続的に演奏を続けていくのは至難の業。
そこで彼らの趣旨に賛同する人たち、団体に協力していただくために結成したのが「エク・プロジェクト」です。

私が彼らの演奏に接したのは、トリトンのクァルテット・ウェンズデイのコンサートでしたが、聴く度に惹き付けられ、エク・プロに加わりました。

彼らの第12回定期演奏会は11月11日(土)に東京文化会館小ホールで開催されますが、それに先立ってエク・プロ会員限定で試演会が行われたのです。

これが3度目とのことでしたが、私共は初参加。場所は大江戸線勝どき駅から徒歩5分にあるピアノ・アートサロンというところ。
ボーリング場の施設の一角で、ボーリングの音がモロに聞こえてくるような凄い所です。
ところが、ところが、ここはそれだけではない。クラシック専門の貸しスタジオとしてオープンしたのが28年前なのだそうで、当時はほとんど都内唯一の施設なのだ。

ここで練習をしてコンサートに臨んだ人たち、グループには錚々たる顔ぶれが。狭い廊下に飾られたサインやポスターのコピーを点検すると、やややややややや!!!!!

あっと驚く何とか~ですな。具体的な名前を挙げるわけにはいかないけれど、日本人ばかりじゃありません。国際的に大活躍しているあの人も、この人も。
へぇー、こんな隠れ名所があったんだ、と感心頻り。

試演会は定期の曲目全てをコンサート通りに演奏。モーツァルトの第6番K159、ヤナーチェクの第2番「内緒の手紙」、ベートーヴェンの第10番「ハープ」です。
演奏内容は本番のコンサートをお楽しみに。

演奏のあとはクァルテットのメンバーを囲んでワインとお菓子。
ああでもない、こうでもないと、とてもここに書くわけにはいきません。
会費はカンパ。それぞれが気持ちを表わせば良いということでした。従って○○○を奉納。

次回はどうするかっ、て?
もちろん都合が合えば行きますよ。彼らの趣旨に大いに賛同しているのですから。

どうすれば会員になれるのかは、ウェブなどを使って自分で検索してください。あるいは上野の定期演奏会に出掛けてくださいな。

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