今年のベルリン・フィル、第一夜はブーレーズとマーラー
プロムスではベルリン・フィルとウィーン・フィルが毎年交代でゲスト出演しています。取り決めがあるのかは知りませんが、最近では偶数年にベルリン、奇数年にウィーンという習慣が続いているようです。
従って今年はベルリンの番、「プロムスのベルリン・フィル」という見出しでは検索するうえでも都合が悪いので、こんなタイトルにした次第。
9月2日 ≪Prom 64≫
ブーレーズ/エクラ
マーラー/交響曲第7番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 Berlin Philharmonic
指揮/サー・サイモン・ラトル Sir Simon Rattle
ということで、9月2日の第一夜は上記の二本立てでした。
ブーレーズは同じ9月2日に鶴見で弦楽四重奏曲「書」を聴いたばかり。もちろん時差があるので実際に聴いたのは翌日でしたが、今年1月に亡くなったブーレーズを偲ぶ良い機会になりました。
ブーレーズと言えば書き直し、改訂、追加の人。ベルリン・フィルが取り上げたエクラ(輝き)は作曲された時の儘のようで、15人で演奏することに変わりはないようです。
ラトルはブーレーズのノタシオンをブルックナーと一緒に演奏したり、ブーレーズもマーラーを頻繁に振っていた指揮者でもありました。そんな意味でもブーレーズを味わう絶好のチャンス。
この演奏会は休憩が無く、そのままマーラーの大曲に繋がるコンサート。ネット中継の今を楽しみました。他に言うことも無し。
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