2017オークスの枠順

今年の競馬、愈々今週はエプサム競馬場でオークスとダービーが行われます。金曜日のオークの枠順が発表されました。

01 ポケットフルオブドリームズ Pocketfullofdreams
02 ナタヴィア Natavia
03 ホースプレイ Horseplay
04 ダディーズ・リル・ダーリング Daddys Lil Darling
05 ロードデンドロン Rhododendron
06 コロネット Coronet
07 アルーリングリー Alluringly
08 イザベル・デ・アービナ Isabel De Urbina
09 イネイブル Enable
10 ソーベツ Sobetsu

1週前の段階では16頭が登録していましたが、最終的には10頭、例年に比べてやや少ない気がします。
今年のオークス、ダービーは共に圧倒的な本命馬が存在せず、ギニーの勝馬も参戦してこないのが特注でしょうか。従って最初から2冠馬は期待できず、どれが勝ってもクラシック初制覇となります。

アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎と、イギリスのジョン・ゴスデン厩舎の対決と言う構図も、今年のエプサムの話題ではないでしょうか。

そんな中で1番人気になるのは、間違いなくオブライエン厩舎のロードデンドロンでしょう。1000ギニーでは勝負所で前が詰まり、立て直して追い込んでの2着。長い距離が良さそうな内容でしたし、3頭出しオブライエン軍団から迷うことなくムーアが選びました。
オブライエンの残り2頭は、へファーナンが騎乗するチェシャー・オークス2着馬のアルーリングリーと、息子ドナックが乗るリングフィールド・トライアル2着のポケットフルオブドリームズです。

対するゴスデン厩舎は2頭。やはりデットーリとコンビを組むイネイブルが有力で、チェシャー・オークス(リステッド)に勝ったこの馬が2番人気でしょう。
イネイブルの援護射撃はアッゼニの乗るコロネットで、こちらは前走フランスに遠征してサン=タラリ賞3着でした。

そのサン=タラリ賞に勝ったソーベツが挑んできたのが大注目で、恐らくこれは3番人気。ゴドルフィンの所有馬ですが、日本に因んだ名前の牝系という点に惹かれます。詳しいことはサン=タラリ賞レポートで。
残る4頭では、ジャドモント・スタッドの1勝馬ナタヴィアが人気になっているようです。前走ニューバリーではムーアが騎乗して圧勝でした。
プリティー・ポリー・ステークス(リステッド)に勝ったホースプレイ、そのレースで2着だったイザベル・デ・アービナ、人気はありませんが、敢えてアメリカからマクピーク師が送り込んだケンタッキー・オークス2着馬のダディーズ・リル・ダーリングはどんな走りを見せるでしょうか。何とオリヴィエ・ペリエが騎乗します。

 

 

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