2016オークスの枠順
今週末はエプサム競馬場でオークスとダービーが行われます。金曜日がオークス、土曜日がダービー。
昨夜(日本時間)、先ずオークスの枠順が発表されました。僅か9頭立て、というのは日本的な感覚から見ると少頭数の様にも思えます。
01 ターレット・ロックス Turret Rocks
02 ダイアモンズ・プール・モア Diamonds Pour Moi
03 オーストラリアン・クィーン Australian Queen
04 マインディング Minding
05 ハーレクィーン Harlequeen
06 サムハウ Somehow
07 セヴンス・ヘヴン Seventh Heaven
08 スキッフル Skiffle
09 アーキテクチャー Architecture
これまで有力視されていた馬の中では、ミュージドラ・ステークス(GⅢ)に楽勝したソ・ミ・ダー So Mi Dar が2週前に跛行のために取り消したのが残念。続いて2番人気だったバリードイル Ballydoyle も発熱の影響で、愛1000ギニーに続いてここも回避してしまいました。
この結果、オブライエン/ムーアの1000ギニー馬マインディングに人気が集中するのは止むを得ない所でしょう。
しかしマインディングは当初予定に無かった愛1000ギニーに出走、スタートで頭をゲートにぶつけて出血するというアクシデント。更に重馬場に泣いて惜敗しているだけに、死角も多々ありそう。1000ギニー、愛1000ギニー、オークスと1か月間に3鞍のGⅠ戦を戦うローテーションも厳しいものがあります。
相手を探すのに苦労しますが、2戦1勝でグッドウッドのハイト・オブ・ファッション・ステークス(リステッド)に優勝、ゴドルフィンが追加登録してきたスキッフルが2番手でしょうか。追加登録はこの1頭のみです。
1000ギニー6着、マルセル・ブーサック賞2着のターレット・ロックスはマインディングとは勝負づけが付いたとも言えそうですが、長距離血統の同馬を敢えてボルジャー師が送り込むにはそれなりに勝算があってのことでしょう。
オブライエン厩舎は大本命の他、チェシャー・オークス(リステッド)に勝ったサムハウが第2の矢、リングフィールド・オークス・トライアル(リステッド)勝馬、セヴンス・ヘヴンが第3の矢。3頭出しで臨みます。
昨日の雨のために当日は馬場が重くなることは必至で、ここに重得意の伏兵が暗躍する要素もありそう。リングフィールド・オークス・トライアル2着で、ヒューゴー・パーマー厩舎とデットーリのコンビで臨むアーキテクチャー、チェシャー・オークス3着のダイアモンズ・プール・モア、ミュージドラ・ステークス4着のハーレクィーンの3頭がその代表格でしょうか。
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