フランスのディープインパクト

先日ドバイから日本に朗報が届けられたばかりですが、今朝、フランスからも我が国競馬ファンに嬉しいニュースが飛び込んできました。

3月の最終日、サン=クルー競馬場で行われたオムニアム賞 Prix Omnium Ⅱ (リステッド、3歳、1マイル)でエリー・ルルーシュ厩舎のバロッチ Barocci が短首差ながら1番人気に応えて優勝したのです。
このバロッチこそ、実は我がディープインパクトを父に持つ若駒なのですね。
馬主は仏競馬の名門ウェルザイマー家。鞍上は、今シーズンからウェルザイマー家の主戦騎手に抜擢されたクリストフ・スミオンです。

全ての記録をチェックしたわけではありませんが、恐らくこれがディープインパクト産駒のヨーロッパ初勝利ではないでしょうか。
同馬は2歳のデビュー戦が2着、これが僅か2戦目のキャリアでの初勝利です。

ルルーシュ師によれば、バロッチはこのあと仏クラシックのトライアルであるフォンテンブロー賞に向かう由。ドバイに続き、フランスからも日本復興への頼もしいエールが送られてきました。
バロッチの動向に注目を。

データ:
バロッチ Barocci 、父ディープインパクト Deep Impact 、母バステット Bastet 、母の父ジャイアンツ・コーズウェイ Giant’s Causeway
2008年3月8日生まれ、鹿毛、牡馬。
生産者/デイトン・インヴェスツメント、馬主/エキュリー・ウイルデンシュタイン、調教師/エリー・ルルーシュ

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