オブライエン不在のアイルランドG戦
昨日の日曜日、世界中の競馬ファンの目はフランスに向いていましたが、アイルランドも密かにGⅢ戦が一鞍行われていました。
ティッペラリー競馬場のコンコルド・ステークス Concorde S (GⅢ、3歳上、7ハロン100ヤード)。馬場は heavy とすっかり秋、1頭が取り消して10頭が出走してきましたが、エイダン・オブライエン厩舎の出走馬はゼロという珍しいG戦となりました。
前走ルネサンス・ステークス(GⅢ)で5着と敗れたものの、このコースト重馬場には滅法強いダウンフォース Downforce が15対8の1番人気。
6番人気(16対1)、G戦常連で古豪9歳のゴードン・ロード・バイロン Gordon Lord Byron が逃げましたが、2番手を追走していた4番人気(6対1)のサイケデリック・ファンク Psychedelic Funk がこれを捉え、中団から伸びるダウンフォースを半馬身抑えて優勝。4番手を進んだ9番人気(25対1)のスパニッシュ・テナー Spanish Tenor が1馬身4分の3差で3着に入っています。
ゲール・ライオンス厩舎、コリン・キーン騎乗のサイケデリック・ファンクは、これがG戦初勝利となる3歳馬。去年、ロイヤル・アスコットのコヴェントリー・ステークス(GⅡ)で3着したこともあり、前走レバーズタウンのブーメラン・ステークス(GⅡ)では初めてブリンカーを装着して3着になっていました。
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