日曜日のカラー競馬場

昨日のロンシャン、まだ速報段階ですので、先にアイルランドからカラー競馬場の二つのパターン・レースをレポートしておきましょう。

ルネサンス・ステークス(GⅢ、3歳上、6ハロン)は1998年からGⅢに格付けされたスプリント戦。
1頭取り消して7頭立て。8対1人気のスネーフェル Snaefell が、逃げるデインヒル・デスティニー Danehill Destiny をピタリとマークして抜け出す快勝。
2着に2馬身半でジルエット Girouette 、3着に2馬身でアレクサンダー・ユース Alexander Youth が入りました。
5対2の1番人気、ロイヤル・ロック Royal Rock は4着と期待を裏切っています。

スネーフェルはマイケル・ハルフォード厩舎、フラン・ベリー騎乗。
ところでベリー騎手、この日は絶好調で、第2レースのルネサンス・ステークスから続けて3連勝。見事にトレブルを達成しました。

この日の第5レースに相当するソロナウェイ・ステークス(GⅢ、3歳上、1マイル)は、2007年からGⅢに格上げされたマイル戦。レース名のソロナウェイ Solonaway はアイルランド2000ギニーの勝馬ですが、我々日本人には輸入された種牡馬として馴染みの名前ですね。

古いファンならダービー馬キーストンとテイトオー、オークス馬ベロナとヤマピット、桜花賞馬ハツユキを懐かしく思い出すでしょうね。ブルタカチホ、メジロマンゲツ、ソロモン、ケンサチオーにマキノホープなんてのもいましたな。田中真紀子さんなんてどうしているでしょう。オッと、未だ現役か。

さて今年のソロナウェー・ステークスは8頭立て。2対1の1番人気を集めたオブライエン厩舎のポエト Poet を半馬身抑えて3対1のボーダー・パトロール Border Patrol が快勝しています。3着は4馬身千切れてザフィシオ Zafisio 。
このところオブライエン厩舎の不調が目立つようですね。

勝馬はロジャー・チャールトン厩舎、ケヴィン・マニングの騎乗。チャールトンは前日のアイルランド・セントレジャーでクローワンスを2着に持って来た調教師。波に乗っている感もあります。
ボーダー・パトロールは今シーズン4連勝で負け無し。リステッドから着実にパターン・クラスに上ってきました。この後はロンシャンのGⅠ戦(ダニエル・ウィルデンシュタイン賞)を目指す計画です。

 

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