さて、愛ダービーは？

今日はアイルランド・ダービーがあります。結果が分かるのは深夜か明朝。
下馬評ではイーグル・マウンテン Eagle Mountain 断然のようです。何と言ってもエプサム・ダービーでオーソライズドの２着に食い込んだ馬。オーソライズドが出てこない以上、イーヴン（２倍のこと）の人気に推されて当然でしょうか。
これもエイダン・オブライエン調教師と名手キーレン・ファロンのコンビ。何の不安もない、と言った所。
ファロンは一昨年、昨年とハリケーン・ラン、ディラン・トーマスで愛ダービー２連覇しています。今回はハットトリックがかかっていますね。

ロック・オブ・ジブラルタールというマイラーの産駒なので距離不安を囁く人もいましたが、ダービー２着なら問題なし。
そもそも母マスカナ Masskana は２０００メートルに勝鞍があります。
更に娘のサルク Sulk は仏セントレジャーで２着に入ったステイヤー、このファミリーに距離不安云々はナンセンスですね。

陣営にとって更に良い材料。昨日のプリティー・ポリー・ステークス（これもＧⅠ）でピーピング・フォウン Peeping Fawn が快勝しています。オブライエン＝ファロン・コンビ。デーンヒルの最後の産駒ですね。
今映像を見ましたが、先手を取った去年の１０００ギニー馬スペシオザを外からキッチリ差し切っています。ファロン、巧いですネェ。さすが。
ピーピング・フォウンはオークス２着馬。これもダービー２着のイーグル・マウンテンに重なります。条件が整い過ぎて、恐い位の本命。

馬場は相当に重いようです。これも不安にはなりますまい。２歳のときに勝ったべレスフォード・ステークスは雨の重馬場でしたから。
既に出馬表が発表されています。11頭立て。オブライエン厩舎は４頭出しで、他にソルジャー・オブ・フォーチュン、スパニッシュ・ハーレム、アレクサンダー・オブ・ヘイズが出てきました。
ロイヤル・アスコットでキング・エドワード七世ステークスに勝ったボスコベルにも魅力はありますが・・・。

現地時間、１５時５０分スタート！

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