シルヴァー・フラッシュ・ステークス

昨日はアイルランドのレパーズタウン競馬場でシルヴァー・フラッシュ・ステークス(GⅢ、2歳牝、7ハロン)が行われました。
2歳牝馬の7ハロン戦、レース内容によっては来年のクラシックに繋がる可能性もあるレースです。GⅢに格上げされたのは2008年のこと。パターン・レースとしては3回目になります。

1頭取り消しがあって8頭立て。9対10の1番人気は、3頭出しのオブライエン厩舎からジョニー・ムルタがピックアップしたトゥギャザー Together でした。

結果も順当。2番手を進み、あと2ハロンで抜け出したトゥギャザーが、2着ラーフィング・ラッシズ Laughing Lashes に1馬身差を付けて危なげなく勝ちました。
後方から追い込んだキッサブルKissable が1馬身4分の3差で3着。

トゥギャザーはナース競馬場の6ハロン戦でデビュー、その時は未だ馬が若く3着でしたが、続くレパーズタウン競馬場の7ハロン戦で初勝利、これが3戦目でした。
出走した3レースで全て1番人気、現時点でエイダン・オブライエン厩舎の2歳馬では最もクラシックに近い存在と言えましょう。
この勝利で、来年の1000ギニーに12対1というオッズを出したブックメーカーもあります。

騎乗したムルタ騎手にとってはこれがこのレース初勝利ですが、オブライエン師にとっては6勝目となります。
去年の勝馬キャバレー Cabaret もオブライエン/ムルタ・コンビですから、二人にとって2連覇でもありますね。

ところでオブライエン/ムルタは、この日の第1レースの2歳戦でも1番人気の馬を勝利に導きました。シャーウッド・フォレスト Sherwood Forest という牡馬で、こちらは1マイルの距離。コンビにとってはダブル達成となります。

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