取り敢えず土曜日のアメリカ競馬速報だけ。
節電が呼び掛けられ、インターネットも手控えるべき状況ですが、後々のために記録だけを出来るだけ簡潔に残しておきます。
3月12日に行われた全米のGレースは、4競馬場で2鞍づつ、計8鞍でした。
以下がその概要。レースの詳細等については、いずれ落ち着いてから編集の形で紹介していく積りです。
ガルフストリーム・パーク競馬場のパーム・ビーチ・ステークス Palm Beach S(芝GⅢ、3歳、9ハロン)。
今年の勝馬はジョーズ・ブレイジング・アーロン Joes Blazing Aaron 。9頭立て。2着に1馬身4分の3差の優勝です。勝利調教師はアラン・ハンターⅡ世、勝利騎手はオルランド・ボッカチーナ。
ガルフストリーム・パーク・ハンデキャップ Gulfstream Park H (GⅡ、4歳上、8ハロン)。
今年の勝馬はタックルベリー Tackleberry 。8頭立て。ゴール前3頭がハナ面を並べてゴールする接戦で、如何にもハンデ戦らしい結末を首、ハナ差で制しました。勝利調教師はルイ・オリヴァレス、勝利騎手はジャヴィエ・サンチャゴ。
オークローン・パーク競馬場のハネービー・ステークス Honeybee S (GⅢ、3才牝馬、8.5ハロン)。
今年の勝馬はジョイフル・ヴィクトリー Joyful Victory 。7頭立て。2着以下に8馬身4分の3差の大差を付ける圧勝。勝利調教師はラリー・ジョーンズ、勝利騎手はマイク・スミス。
レーザーバック・ハンデキャップ Razorback H (GⅢ、4歳上、8.5ハロン)。
今年の勝馬はイット・ハプンド・アゲン It Happened Again 。7頭立て。2着に半馬身差。勝利調教師はスティーヴン・アスムッセン、勝利騎手はマイケル・ベイズ。
サンタ・アニタ競馬場のサンタ・マルガリータ・インヴィテーショナル・ステークス Santa Margarita Invitational S (GⅠ、4歳上牝馬、9ハロン)。
今年の勝馬はミス・マッチ Miss Match 。6頭立て。2着スイッチ Switch に頭差の優勝でした。勝利調教師はネイル・ドライスデール、勝利騎手はギャレット・ゴメス。
サン・フェリペ・ステークス San Felipe S (GⅡ、3歳、8.5ハロン)。かつてサンデー・サイレンス Sunday Silence が勝ったこともある、アメリカ三冠へ向けての重要なステップ・レースです。
今年の勝馬はプレミエ・ペガサス Premier Pegasus 。10頭立て。2着に7馬身4分の3差を付ける圧勝です。フサイチペガサスの産駒であることにも注目。勝利調教師はチョー・ミュン・クウォン、勝利騎手はアロンソ・キノネズ。恐らく韓国系のオーナー=ブリーダー=トレーナーの管理馬だと思われます。
タンパ・ベイ・タウンズ競馬場のヒルスボロ・ステークス Hillsborough S (芝GⅢ、4歳上牝馬、9ハロン)。
今年の勝馬はデノミネーション Denomination 。9頭立て。2着ザゴラ Zagora に首差の優勝です。勝利調教師はクリストフ・クレメント、勝利騎手はフレデリック・レンクラド。
タンパ・ベイ・ダービー Tampa Bay Derby (GⅡ、3歳、8.5ハロン)。
今年の勝馬はウォッチ・ミー・ゴー Watch Me Go 。9頭立て。2着クリムソン・ナイト Crimson Knight とは首差の接戦でした。勝利調教師はキャスリーン・オコンナー、勝利騎手はルイス・ガルシア。断然1番人気に支持されたブレスレン Brethren は3着敗退し、大穴になりました。
≪今日のポイント≫
現時点でケンタッキー・ダービーの最有力候補と見做されているプレッチャー厩舎のアンクル・モー Uncle Mo は、この日行われたガルフストリーム・パーク競馬場のタイムリー・ライター・ステークス Timely Writer S を楽勝してシーズン初戦を飾りました。
このレースはG戦ではなく、一般のステークス。ヨーロッパのリステッド戦に相当すると考えれば良いでしょう。これについても後日詳細を報告したいと思います。
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