6月28日のアメリカ競馬(3)

昨日のアメリカ競馬、最後は先ほどまで熱戦が続いていたプレーリー・メドウズ競馬場の3鞍。日本で言うナイター競馬で、最後の第9レースのスタートは現地時間で午後、というか夜の10時15分でした。当方も疲れてきましたので、レポートは要点だけ。

最初はアイオワ・オークス Iowa Oaks (GⅢ、3歳牝、8.5ハロン)。馬場は雨が降り続いたためか sloppy と水が浮くような馬場。これに照明の灯りが反射して綺麗と言えばきれいな競馬ではありました。9頭立て。オッズが全て入ってきていませんので人気は判りません。
優勝は13対1(従って番狂わせでしょう)のサイズ Size 。前半は先頭を走っていましたが、途中からドリーム・スピンナー Dream Spinner がスパートしたため一旦2~3番手に控えてからの巻き返しです。1馬身4分の1差で2着はBCジュヴェナイル・フィリーズの覇者リア・アントニア Ria Antonia (2対1で恐らく1番人気でしょう)が追い込み、更に半馬身差で逃げたドリーム・スピンナーが3着。
ウイリアム・モット厩舎、ジュニア・アルヴァラード騎乗のサイズは、これで未だ4戦3勝と言う新星。ガルフストリームとアケダクトでデビューから連勝し、前走ベルモントの一般ステークスで2着。これがG戦デビュー、ステークスも初勝利で、これからの1頭でしょう。

次はアイオワ・ダービー Iowa Derby (GⅢ、3歳、8.5ハロン)。同じく9頭立てで、ケンタッキー・ダービー以来のヴィカーズ・イン・トラブル Vicar’s in Trouble が恐らく1番人気(7対5)だったと思われます。
アイ・ゴット・イット・オール I Got It All が先手を取りましたが、レース半ばから4対1のエンベリッシング・ボブ Embelishing Bob が先頭を奪って直線。前半4番手に付けていた9対1のジェシカズ・スター Jessica’s Star が捲るように外から追い上げると、粘るエンベリッシング・スターに1馬身差を付けて優勝。2~3番手に付けていたヴィカーズ・イン・トラブルは、2馬身差で3着。
マイケル・シュティドハム厩舎、デヴィッド・メロ騎乗のジェシカズ・スターは、アイオワ・ダービーのトライアルとなるプレーリー・マイル・ステークス(一般ステークス)に勝った馬で、前走も同じように sloppy の馬場でした。経験を活かしての連勝でしょう。ケンタッキー・ダービー当日にチャーチル・ダウンズで行われたアローワンス戦にも勝っていました。

土曜日最後は、プレーリー・メドウズ・コーンハスカー・ステークス Prairie Meadows Cornhusker S (GⅢ、3歳上、9ハロン)。8頭立て。一昨年のトラヴァース・ステークス勝馬(同着ながら)ゴールデン・チケット Golden Ticket が全走スティーヴン・フォスター・ハンデ(GⅠ)5着から参戦してきて6対5の1番人気。
レースは12対1のライト・トゥー・ヴォート Right to Vote が引っ張り、ゴールデン・チケットは5番手追走。しかしこの馬場では追込みも儘ならず、終始3~4番手で競馬していた4対1のカーヴ Carve が早目に抜け出して優勝。首差でライト・トゥー・ヴォートが2着に粘り込み、1馬身差でグラウンド・トランスポート Ground Transport が3着。ゴールデン・チケットは首差及ばず4着に終わりました。
ブラッド・コックス厩舎、ヘスス・ロペス・カスタノン騎乗のカーヴは、3走前にオークローン・ハンデ(GⅡ)で3着の実績があり、3歳時にはアーカンソー・ダービー(GⅠ)3着の実力馬。この日アイオワ・オークスに勝ったサイズと同じファースト・サムライ First Samurai 産駒で、ファミリーも同じと言う因縁。ファースト・サムライ産駒は泥んこ馬場に強い、ということは覚えておいて良いかも・・・。

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