凱旋門賞まであと2週

どうにも先週は疲れました。週の初めにスクロヴァチェフスキ翁の名演に接し、興奮して寝付けなかったのが始まり。
翌日は晴海のSQWで遅くなり、木曜日は早く寝たものの、金曜日がこれまた興奮モノのフィガロ。これは10時過ぎまでかかりましたからもうバテバテ。

更に土・日もコンサート。終われば日記更新。演奏会ネタで日記を書くのは結構頭捻りますからね。その割には大したこと書けないけれど、疲れるのは間違いなし。
ということで昨日の祭日は老人として緩々として過ごしました。随分昼寝しましたよ。

さて競馬。サボっていましたが、凱旋門まであと2週の段階では、もう大きなトライアルはありません。
それでもロンシャンではプランス・ドランジュ賞(2000メートルのGⅢ)がありました。オレンジ公賞です Prix du Prince d’Orange 。
かつてはイヴァンジカやアレッジドがトライアルに使い、本番も勝ったレースですが、最近は目立たないですね。
今年はフランス・ダービー2着のリテラト Literato が出走して1番人気、順当に勝ちましたが本番に出るのかどうか。出たとしても勝ち負けまではどうか、という状況ですかね。

それよりニュースになっていたのは、9月22日のニューマーケット。私の5月16日の日記に書いたように、往年の名騎手、レスター・ピゴットさんがニューマーケットで初めてクラシックを制覇して今年で50年なんです。(1957年の2000ギニー、クレペロ)
それを記念した「レスター・ピゴット・デイ」、本人の健康不安で5月の予定が延期され、土曜日に目出度く開催されましたね。多くのファンが集い、ピゴットさんもご満悦だったようですね。

この日は全部で7レース、第1レースこそ通常の番組でしたが、第2レースから最終第7レースまでは、夫々ピゴットが騎乗してニューマーケットのクラシック(1000ギニーと2000ギニー)に勝った名馬の名前を冠していました。即ち、

第2レース サー・アイヴァー・メドン
第3レース ハンブル・デューティー・ハンデ
第4レース ニジンスキー・ハンデ
第5レース フェアリー・フットステップス・クレイミング
第6レース シャディード・ハンデ
第7レース ロドリゴ・デ・トリアノ・ハンデ

Sir Ivor, Humble Duty, Nijinsky, Fairy Footsteps, Shadeed, Rodrigo De Triano は年代順にクラシックを勝っています。どれも懐かしい馬だし、それぞれにドラマがありました。
特にニジンスキーで2000ギニーを勝った翌日、1000ギニーでも先頭に立ったとき、中継アナウンサーが“Another Classic for Lester Piggott !!”と絶叫したの、よく覚えています。1970年のこと。もちろん同時体験じゃなく、後年見たビデオですがね。

 

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください