ムーラン・ド・ロンシャン
昨日の日曜日、ロンシャン競馬場でムーラン・ド・ロンシャン賞が行われました。3歳上の1マイル、マイラーのチャンピオンシップの一環です。
このレース、以前は凱旋門賞の当日に行われていましたが、最近は1ヶ月前倒しされていますね。想像するに、近年は10月にアスコットで行われるクイーン・エリザベス二世ステークスの比重が増してきたため、マイラーの頂点はこちらに移っているようですね。俗にいうQEⅡは、以前は賞金もさほど高くはなく、GⅡだったんです。
で、昨日は3歳牝馬のダージナ Darjina の完勝でした。2着がラモンティ、3着ジョージ・ワシントンですから立派なものでしょ。
ラモンティは5歳の遅咲きながら、デットーリとのコンビでマイラーの頂点に立つ勢いでした。ロイヤルアスコットのクイーン・アン(6月20日の日記)とグロリアス・グッドウッドのサセックス(8月2日の日記)を共に制していたんですから。
ジョージ・ワシントンは4歳、ファロンとのコンビで去年のQEⅡを勝ってマイルチャンピオンになった馬。今年は今一つですが・・・。
さて先日のサセックスはラモンティが勝ってエクサレント・エアが2着でした。エクサレント・エアはロイヤル・アスコットでセント・ジェームス・パレス(これも6月20日の日記)でギニー馬を全て負かした馬ですから、3歳男馬のチャンピオン。
ということは、ラモンティを軸に測ると、今年の3歳は牝馬が牡馬に勝っている、という計算になります。今日のダージナは男馬との対決は初めてでした。
さぁ、QEⅡはどうなる。そして今年のチャンピオン・マイラーは? 少数精鋭の混戦です。
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