凱旋門賞まであと4週

このところ音楽ネタばっかりですが、競馬もクライマックスに向けて秒読み段階に入ってきました。
10月7日が凱旋門賞です。それだけじゃなくてこの日と前日のロンシャン、競馬のほとんどのジャンルにおけるチャンピオンシップが行われます。各陣営とも最後の仕上げに入っていることでしょう。

ということで昨日、アイルランドのレパーズタウン競馬場ではアイリッシュ・チャンピオン・ステークスが行われました。ヨークでオーソライズドに負けたディラン・トーマスが登場、久々のギニー馬フィンシール・べオも出てきました。
結果は、トーマス圧勝ですね。オブライエン厩舎の1-2-3。2着はデューク・オブ・マーマレイド、3着がレッド・ロック・キャニョンでした。フィンシール・べオは久々と初めての2000メートルでは止むを得ないでしょうか、6着のシンガリ負けです。
ファロン騎手はこのレース3連覇ですね。“私がこれまでに騎乗した最強馬”と言っています。
メンバーからディラン・トーマスが勝って当たり前のように見えるかもしれませんが、勝つべきレースを勝つって大事なことです。
ヨークはオーソライズドもさることながら、敗因は馬場状態だったようで、今日のような良馬場ならば、凱旋門でもコワ~イ1頭であることに間違いなし。当日の馬場状態は要注意です。

一方のスプリント戦線。ロンシャンではアベイ・ド・ロンシャン賞が頂点ですが、昨日の土曜日はヘイドック・パーク競馬場でGⅠ戦、スプリント・カップが行われました。
こちらはレッド・クラブス Red Clubs が快勝。今映像を見ましたが、さして幅が広くないこの競馬場の直線6ハロン、14頭立ての激戦は迫力ありますね。ロンシャンも直線ですから、これも大いに参考になるトライアルです。

もう一つGⅠありました。レパーズタウンのマトロン・ステークス。これは3歳上牝馬による1マイルです。こちらはスタウト師、ムーア騎手のコンビ、エシェロン Echeron が勝ってレッド・エヴィーが2着。順当に人気サイドで納まりました。

 

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