仏ギニーの枠順

明日の日曜日、フランスのロンシャン競馬場で二つのギニーが同日に行われます。枠順が発表されていますので紹介しておきましょう。
毎年のことですが、ロンシャンの1600メートルはニューマーケットなどに比べれば遥かに小回り。当然ながら外枠は不利とされています。

現地時間で午後2時40分発走予定のプール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー)は14頭立て。
我々としてはディープインパクト産駒のビューティー・パーラーが大注目。実績もこの馬が1番でしょうし、1番人気になると予想されます。
マルセル・ブーサックに勝ったエルーシヴ・ケイト Elusive Kate が出ませんので、2着のファイア・リリーが相手でしょうか。
英ギニーでダブルを達成したオブライエン厩舎は2頭を送り込んでいます。エース格のアップにはジョセフ・オブライエン、ペースメーカー?のアフターはコーム・オダナヒューが騎乗。
イギリスからはシャノン厩舎のサミターが挑戦、1番枠を引きました。

01 サミター Samitar
02 リリー・アメリカ Lily America
03 ミス・カーミー Miss Carmie
04 プティット・ノーブレス Petite Noblesse
05 アフター After
06 シェリーアーチ Cheriearch
07 ビューティー・パーラー Beauty Parlour
08 レガッタ Regatta
09 ファイア・リリー Fire Lily
10 チカ・ロカ Chika Loca
11 トピカ Topeka
12 アゼヴィル Azeville
13 ケンダム Kendam
14 アップ Up

一方、牡馬だけに出走権があるプール・デッセ・デ・プーラーン(フランス2000ギニー)、午後3時10分にスタート予定。
シーズン・デビュー戦で初黒星を喫したものの、前年の2歳チャンピオンに輝いたダバーシム(ダビルシムとも)が中心でしょう。ハットトリック産駒で日本産父馬のクラシック・ダブルを達成して欲しいもの。鞍上は惚れ込んでいるデットーリではなく、スミオンが跨ります。フォンテンブロー賞でダバーシムに土を付けたドラゴン・パルスが相手か。
こちらもオブライエン厩舎は2頭出し。主力のファーナーズ・グリーンはジョセフが、副将ヴォートはオダナヒュー騎乗で臨みます。
英国からハノン厩舎が送り込むクー・ド・ヴィルは先の英2000ギニーでキャメロット Camelot の5着した馬。この馬をモノサシにして英仏クラシック世代のレヴェルが比較できるかもしれません。

01 ダバーシム Dabirsim
02 ヴェネート Veneto
03 アマロン Amaron
04 ヴォート Vault
05 ルカイヤン Lucayan
06 クー・ド・ヴィル Coupe de Ville
07 ボーヴォアール Beauvoir
08 ヌテーロ Nutello
09 ドラゴン・パルス Dragon Pulse
10 テルワー Telwaar
11 ファーナーズ・グリーン Furner’s Green
12 グレゴリアン Gregorian

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