バリーローン4連覇

昨日はアイルランド、レパーズタウン競馬賞のイヴニング開催でバリーローン・ステークス Ballyroan S (GⅢ、3歳上、1マイル4ハロン)が行われました。馬場は又しても重く、good to soft 、所により soft 。8頭が出走してきました。
去年の愛ダービー馬トレジャー・ビーチ Treasure Beach (3対1、2番人気)、今年の愛ダービー3着馬ライト・へヴィー Light Heavy (7対2、3番人気)も出走してGⅢとしてはレヴェルの高いメンバーが揃いましたが、それらを抑えて1番人気(9対4)に支持されたのは6歳せん馬のガリレオズ・チョイス Galileo’s Choice

レースはジェシカ・ハリントン夫人の3頭出しの1頭、ボブ・ル・ボー Bob Le Beau が淀みない流れを演出。直線入口で2番手に付けていたマッシン Massiyn が早目に先頭に立ちましたが、5番手で進んだガリレオズ・チョイスが直ぐに交わして先頭、そのまま2着以下に1馬身半差を付けて人気に応えました。
2着には、一旦4番手に下がりながらも二の足を発揮して差し返したマッシン。首差で内を衝いたバイブル・ベルト Bible Belt が3着に食い込みましたが、残り50ヤードで勝馬と内ラチとの間隔が狭くなり充分に追えない場面があり、マトモに走れていれば2着はあったかな、という印象。トレジャー・ビーチも直線で外を衝き、一時は勝敗に絡む場面もありましたが、最後は伸びず4着。またライト・へヴィーも6着と奮いませんでした。

勝馬を管理するデルモット・ウェルド師、騎乗したパット・スマーレン共々このレース4連覇達成。ウェルド師は通算8勝目、スマーレン騎手も7勝目と夫々の最多記録を更新しています。
ガリレオズ・チョイスは、去年9月のキルターナン・ステークス(レパーズタウン競馬場、10ハロン)に続く2つ目のGⅢ優勝。この冬も障害戦(障害GⅠでも7着)に走り、前走(7月)は同じレパーズタウンでリステッド戦(14ハロン)に勝ってここに臨んでいました。
この後は愛セントレジャーに向かうようですが、前年に続いてメルボルン・カップにも登録があり、メルボルンCのオッズは25対1に上がっています。

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