ルーマー、漸くG制覇
日曜日のG戦はサンタ・アニタ競馬場の一鞍、ラス・フローレス・ステークス Las Flores S (GⅢ、4歳上牝、6.5ハロン)だけ。fast の馬場、2頭が取り消して6頭立てで行われました。1月26日に行われたサンタ・モニカ・ステークス(GⅡ、7ハロン、去年まではGⅠだったレース)の上位馬が揃い再戦の様相。距離が100メートルほど短縮されたここでも、勝ったテディーズ・プロミス Teddy’s Promise の実績が評価されて4対5の1番人気に支持されています。相手も2歳時にイギリスでGⅢ(サイレニア・ステークス)に勝ったシュムース Shumoos で5対2(2番人気)。
テディーズ・プロミスが好スタートで先手を取りましたが、直ぐにシュムースが並び掛けてハナを叩きます。直線では期待通りテディーズ・プロミスが抜け出しましたが、前半後方2番手の内を追走した3番人気(6対1)のルーマー Rumor が本命馬の外から並び掛け、半馬身の差を付けて優勝。3着には6馬身半の差が付いてシュムースの順。
リチャード・マンデラ師が管理するルーマーは、BCフィリー・アンド・メア・スプリント(GⅠ)5着ながら前走サンタ・アニタの芝コースで一般ステークスでスタートに失敗して7着に終わり人気を落としていましたが、これまでもテディーズ・プロミスとは好勝負をしてきた5歳馬。ステークスは4勝目ながらG戦は初勝利となります。また騎乗したマイク・スミスは前日オークローン・パークで騎乗、予定していたアーカンソーからカリフォルニアに飛ぶ飛行機便がキャンセルとなり、朝の4時から空港で並んでいたとか。何とか間に合った上にG戦をゲットできたことを感謝していました。
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