キーンランドの春開催が開幕

昨日の4月5日、アメリカの馬産のメッカ、ケンタッキー州キーンランド競馬場の春開催がスタートしました。春のキーンランドはクラシック直前、26日までの3週間短期開催ですが、初日からパターン・レースも組まれています。

それがトランシルヴァニア・ステークス Transylvania S (芝GⅢ、3歳、8.5ハロン)。オープニング恒例の3歳戦ですが、芝コースのためケンタッキー・ダービーに直接繋がるレースではありません。将来の芝コースのスペシャリストを探す一戦と見るべきでしょう。
firm の芝コース、1頭が取り消して10頭が出走してきましたが、中心馬不在の難解なメンバー。唯1頭123ポンドを背負うスター・コンテンダー Star Contender は2歳時にカナダでステークスに勝った実績がありますが、お正月のガルフストリーム・パーク・ダービー(ダート・コースの競馬)以来ということで人気はありません(12対1)。そんな中で5対2の1番人気に支持されたのは、未だ3戦目という浅いキャリアのジャック・ミルトン Jack Milton 。トッド・プレッチャー厩舎、ジョン・ヴェラスケス騎乗と言う黄金コンビから先行した人気でしょうか。
レースはリッジウッド・キッテン Ridgewood Kitten が逃げ、久し振りのスター・コンテンダーが2番手追走。4番手を進んだジャック・ミルトンが最後のコーナーで徐々に仕掛け、直線で先行2頭を外から捉えると、後方から更に外を通って追い込むアップ・ウィズ・ザ・バーズ Up With the Birds の猛追を首差凌いで見事に人気に応えました。逃げたリッジウッド・キッテンが粘って2馬身差の3着。スター・コンテンダーは2番手で直線に入りましたが、久々が堪えてか早々と失速し6着に終わっています。
フロリダからの初遠征で初ステークスを制したジャック・ミルトンは2歳時未出走、年が明けた1月12日にガルフストリームでデビュー勝ちした馬。前走2月9日のアローワンスでは、このレースにも出走していたファイア・ガード Fire Guard の2着しており、これで3戦2勝の成績となります。それにしてもこの馬を本命にしてしまうファンの目の高さには脱帽せざるを得ません。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください