コールブルック調教師、G戦初勝利

3日間連続G戦開催のキーンランド競馬場、昨日はヴァレー・ヴュー・ステークス Valley View S (芝GⅢ、3歳牝、8.5ハロン)が行われました。馬場は good 、4頭が取り消しても12頭立てと難解なレースです。サラトガの一般ステークス(リスカヴァース・ステークス)を含めて3連勝中のミス・フロスト Miss Frost が7対2の1番人気。
1番枠スタートを利して10番人気(31対1)のスプリング・インクルーデッド Spring Included が逃げ、ミス・フロストは3番手から2番手を窺う先行策。しかし抜け出したのは、前半後方4番手で待機していた5番人気(7対1)のスパークリング・レヴュー Sparkling Review で、第3コーナーの手前から外を通って一気にスパートすると、最後は持ったままでスプリング・インクルーデッドに2馬身4分の3差を付ける楽勝。モノが違う印象でした。4分の3馬身差で2番人気(4対1)のゴールディー・エスポニー Goldy Espony が3着に入り、ミス・フロストは8着惨敗。
勝ったスパークリング・レヴューは、2戦目にアーリントンの未勝利戦で初勝利を挙げ、続くケンタッキー・ダウンズのアローワンス戦に連勝。今回がステークス初挑戦でのG戦初制覇となります。通算成績は4戦3勝。同馬を管理するベン・コールブルック調教師は、去年までクリストフ・クレメント師のアシスタントを務めていた方で、去年10月に初勝利。ここまで21勝を挙げ、今回は嬉しいG戦初制覇でもありました。鞍上はジュリアン・ルパルー。

 

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