ケンタッキー・ダービー速報、本命馬が制す
土曜日は英国で2000ギニー、アメリカではケンタッキー・ダービーが行われる大忙しの一日。今日は午後から演奏会があり、アメリカ・レポートをゆっくり書いている時間がありません。
そこで先ほど終わったばかりのケンタッキー・ダービーのみ短報とし、詳しいレポート、その他のG戦は今夜か明日にでも改めてアップすることにしましょう。
第139回を迎えた今年のケンタッキー・ダービー Kentucky Derby (GⅠ、3歳、10ハロン)は雨の中。sloppy の馬場に19頭が出走して行われました。最終登録は21頭でしたが、ポイント制が働いて20頭立て。更に1番枠のブラック・オニックス Black Onyx も取り消しての19頭です。
5対1の1番人気はフロリダ・ダービー馬オーブ Orb 、2番人気(6対1)にルイジアナ・ダービーのレヴォリューショナリー Revolutionary 、3番人気(7対1)がサンタ・アニタ・ダービー馬ゴールデンセンツ Goldencents 、4番人気にウッド・メモリアルのヴェラザーノ Verrazano と、トライアルの勝馬が人気上位に並びました。
優勝は本命のオーブ。16番枠から出て、直線で鮮やかに抜け出し、2着の伏兵(34対1)ゴールデン・ソウル Golden Soul に2馬身半差を付ける快勝。1番人気が勝ったのは久し振りでしょう、帰宅してから調べます。1馬身差でレヴォリューショナリーが3着、頭差でノルマンディー・インヴェ―ジョン Normandy Invasion が4着。惜しかったのはスタートで出遅れ、最後方から5着に追い込んだマイリュート Mylute 。ロージー・ナプラヴニクが騎乗していましたが、女性騎手としてはダービー最高位じゃないでしょうか、これも後で調べましょう。出遅れがなければ3着はあったかも。
その他有力所では、ゴールデンセンツ17着、ヴェラザーノ14着と何れも惨敗。
勝利調教師はシャグ・マゴーヒー、ダービー初制覇で、イージー・ゴア― Easy Goer の2着を超え、念願の戴冠。
勝利騎手ジョエル・ロザリオもダービー初制覇ですが、今期はキーンランドで圧巻の最多勝利騎手、ドバイ・ワールド・カップでアニマル・キングダム Animal Kingdom で制するなど、アメリカ騎手界のトップに躍り出た感があります。
ということで残りは別稿にて・・・。
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