明暗分けたペガサス

日曜日、というか父の日のアメリカ競馬は、モンマス・パーク競馬場のペガサス・ステークス Pegasus S (GⅢ、3歳、8.5ハロン)が唯一のG戦。fst の馬場に2頭が取り消して5頭立て。実績からウッド・メモリアル・ステークス(GⅠ)勝馬のヴェラザーノ Verrazano と、プリークネス・ステークス2着馬イッツマイラッキーデイ Itsmyluckyday のマッチレースと思われていました。前者が2対5の1番人気。後者が6対5で2番人気。
レースは1番枠のヴェラザーノがスタートから先手を取って先頭、イッツマイラッキーデイは3番手に付けていましたが、向正面で勝負所と見たマイク・スミスがライヴァルを追い上げに掛かった時、突然故障を発症してズルズル後退。そのまま競争を中止してしまいます。こうなればヴェラザーノの独り舞台。そのまま後続を引き離し、2着リポーティング・スター Reporting Star に9馬身4分の1差を付けるブッチギリ。更に4馬身4分の1差でべセル Bethel が3着。
トッド・プレッチャー厩舎、ジョン・ヴェラスケス騎乗のヴェラザーノは、無敗で臨んだケンタッキー・ダービーで14着大敗。それ以来の競馬でした。一方のイッツマイラッキーデイもダービーは15着、ライヴァルとは一つ下の着順。直ぐに診療所に送られましたが、患部の左後脚には骨折は無い模様。更に骨盤の精密検査を受けることになっています。

ということでクラシック参戦馬の対決が期待されたペガサスでしたが、結果は明暗を分けることになってしまいました。

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