ベルモントが閉幕
10月26日の日曜日、ベルモント競馬場の秋開催が閉幕しました。ニューヨーク州の競馬は、このあと来週のBCウィークと同時、10月29日にアケダクト競馬場が開幕し、年内一杯の秋/冬開催で今シーズンを終えることになっています。
そのベルモント競馬場、今年最後のG戦はターンバック・ジ・アラーム・ハンデキャップ Turnback the Alarm H (GⅢ、3歳上牝、8.5ハロン)。8頭が出走し、前走エリス・パークでガーデニア・ステークス(GⅢ)で2着したタピッツ・ワールド Tapit’s World が3対1の1番人気。
レースはブービー人気(12対1)のフローレス・アイランド Flores Island が逃げ、タピッツ・ワールドは後方2番手からの競馬。前半3番手追走から2番手に上がって直線に入った3番人気(7対2)のデーム・ドロシー Dame Dorothy が抜けると、5番手から進出した5番人気(7対1)キャッチ・マイ・ドリフト Catch My Drift に半馬身差を付けて優勝。1馬身差3着には6番手を進んだ6番人気(11対1)のトースティング Toasting が食い込み、タピッツ・ワールドは5着敗退。
トッド・プレッチャー厩舎、ハヴィエル・カステラノ騎乗のデーム・ドロシーは、ここまで3戦無敗で来た3歳牝馬。デビューは去年11月のアケダクト、今年1月にはガルフストリームのアローワンス戦を12馬身差で圧勝。そのあと8月まで休んだ前走はプレスク・アイルでのペンシルヴァニア産限定のステークス(マルヴァーン・ローズ・ステークス)を4馬身差で勝っており、これで無傷のままでのG戦初勝利となりました。
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