女性作曲家音楽祭2007

音楽ネタ

というか、楽譜ネタです。
時間が出来たので、アカデミアに入荷楽譜を引き取りに行ってきました。今回は1冊だけ、ステーンハマルのセレナード。セレニッシマから出たばかりの復刻譜です。

店に入ると、馴染みの店員さんが目敏く見つけたらしく、早速カウンターに商品を置いて待ち構えています。
1曲だけで本郷、というのは効率が悪いので、何かないかと新刊コーナーを物色。ありました、ありました。エルガーの威風堂々第6番、ブージーの新刊。チョッと高いけれどまぁいい、ということでこれもお買い上げ~え。

店員嬢“エルガーですね。○○さんなら買うと思ったので並べておいたんですよ”。と、見事に計略に嵌ってしまいましたわ。

事は成り行き。
“アカデミア・ニュース6月号で見たんですが、セレニッシマからビーチのゲーリック交響曲が出ましたよね。あれ発注して下さいな”

店員嬢、テキパキと受注書発行。
“ビーチは注文しても中々入ってこないんですよ。そう言えばこんなコンサートあるんですけど、いらっしゃいませんか”

ビーチと聞いてこのチラシを即座に出してくる営業魂は凄い。商売と言えば商売だけれど、銀座のYで「ビーチ」って言っても “それ、なんでしょう” と聞かれるのがオチ。

ということで渡されたチラシは、「女性作曲家音楽祭2007」。8月6日から10日までの連日、杉並公会堂の小ホールで全12公演が行われます。室内楽と器楽が中心、1日2公演の日、3公演の日もあり、合間には無料の講演会も予定されています。料金もリーズナブルで、特に昼の会は廉い!

今年生誕150年になるセシル・シャミナードの誕生日(8月8日)が中心らしい。他にもさっきのエイミー・ビーチなど20人以上の女性作曲家の作品がまとめて聴けます。
皆さん、何人知っているか???

演奏家も揃っていて、小山、仲道、広瀬など黙っていても人が集まりそうなピアニストも出ます。我がエクセルシオも7日の夜に目一杯弾きます。

アカデミアも会場で楽譜展示即売会をやります、との事。プログラムも読み手があるものになりそう。
こちらの体調がどうなっているかが問題だけど、一日でも覗いてみる価値がありそう。アカデミア・ブースを冷かしに行く楽しみもあるゾ。

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