今年のゴマダラチョウ初見

そろそろ梅雨明けの話題が出てもいいような夏日になっています。来週は雨だそうだけれども、あと1~2週間で熱帯夜がやってくるのでしょうか。

昼の散歩、どこにしようかと思い、上智大学グラウンド土手。
ここにエノキの若木があって、葉は食痕だらけ。ゴマダラチョウが1頭舞っていました。大きさと紋様の鮮やかさから♂でしょう。今年のゴマダラチョウ初見です。
例年は5月から見ることが多いのですが、今年は春型は空振りでした。しっかり夏型を目撃したということは、確実に発生しているはず。
春型は「機会が私に幸しなかった」ということ。

他ではジャコウアゲハの♀が、盛んに産卵するウマノスズクサを探し回っていました。こんな小さなフィールドにも2頭いましたヨ。
細々とではありますが、来年も見られるでしょう。

このフィールドも10数年通ってきましたが、今年が最後かも知れません。公的にも私的にも転換点が近いような予感がします。
今日出会ったチョウたちも、今夏が見納めになるかも。

そういうわけで、惜別の年を抱きつつ、挨拶を交わしている積り。
アゲハチョウ、アオスジアゲハ、モンシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ、ルリシジミ・・・。

12時半を境に、ニイニイゼミが合唱を始めました。セミと時間の関係は必ずあるはず。今後も要観察。

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