踊りの音楽パートⅠ
8月25日の月曜日、イギリスはバンク・ホリデーの休日でした。ということでプロムスも午後は無料のファミリー・プロムス、楽しい踊りの音楽を揃えたプログラムです。
夜のコンサートでも踊りプロの続編、2本立ての演奏会を続けて聴いちゃいましょう。
8月25日 ≪Prom 51≫
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲 作品46-1
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲 作品72-2
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲 作品46-8
グリーグ/ピアノ協奏曲
~休憩~
バックス/交響詩「ロスカーサ」 Roscatha
ビル・ウィーラン Bill Whelan/交響組曲「河の踊り」(英国初演)
アルスター管弦楽団
指揮/ジャック・ヴァン・ステーン Jac Van Steen
ピアノ/ズィー・ズィー Zhang Zuo
英国連邦の一つである北アイルランドの首都アルスターからの客演、首席客演指揮者を務めるステーンが振る舞曲プロ。グリーグの協奏曲も第3楽章がダンスに繋がるということでしょうか。
夫々の作品の細かいことに触れることも無いでしょう。
グリーグを弾いたのは中国のピアニストで、BBCでは「ズィー・ズィー」と発音していました。日本ではどう表記されるのかは知りませんが、漢字では「作張」と書くようですね。NMLでは2006年のヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール予選の録音を聴くことが出来ます。他にユーチューブにも映像があります。
アンコールも同じグリーグから、抒情小品集43-6「春に寄す」が演奏されました。
後半は日本では余り馴染無い作品でしょう。バックスはまだしも、ウィーランは知る人ぞ知る。プロフィールもあります。
この日演奏されたのはブラスバンド編曲で有名なものだそうで、その分野では知られているのでしょう。私は詳しくないのでノー・コメント。
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