殿堂入りのオルソップ

9月4日のプロムスは、去年のラスト・ナイトを担当したマリン・オルソップ女史がBBC響を率いて戻ってきました。

9月4日 ≪Prom 63≫
ジョン・アダムス/Short Ride in a Fast Machine
ジョン・アダムス/サクソフォーン協奏曲(イギリス初演)
     ~休憩~
マーラー/交響曲第1番
 BBC交響楽団
 指揮/マリン・オルソップ Marin Alsop
 アルト・サクソフォーン/ティモシー・マッカリスター Timothy McAllister

ミニマル・ミュージックの旗手として知られるアダムスの代表作と新作。後半はマーラー・シリーズの一環として巨人を取り上げるというもの。
冒頭のファンファーレ風小品は、日本でも時々紹介される代表作。続いて去年の新作で、今回もソリストを務めるマッカリスターのために作曲されたサクソフォーン協奏曲。詳しい曲目解説は自身のホームページからどうぞ。

http://www.earbox.com/other-ensemble-works/saxophone-concerto-2013

サンプルはこのページでも聴けますが、全体は30分弱のジャズ風なもの。

後半のマーラーに先立って、作曲家のコーリン・マシューズのスピーチがありました。オルソップがロイヤル・フィルハーモニック・ソサエティー(ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とは無関係)の名誉会員に選ばれたことへの祝辞です。もちろん女史も答辞を述べてからマーラーへ。
初代の名誉会員が彼のウェーバーという歴史の古いソサエティー、ベルリオーズ、ストラヴィンスキー、トスカニーニ、メニューヒンなどが会員として名を連ねています。詳しくはこちらから↓

http://royalphilharmonicsociety.org.uk/

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください