ウィークエンド・ダブル

昨日「フランキーの夢」という日記を書きましたが、わずか24時間後、またやりましたねフランキー! 今度はフランス・ダービーこと、プリ・デュ・ジョッケ=クラブ。
土曜にイギリス、日曜にフランスと、夫々のダービーを勝ってしまうウィークエンドというのは、確か1972年のピゴットがやったことだと思いますが、何とも“ワォ”ですね。

今回のデットーリ騎乗はローマン Lawman という馬。主戦のペリエが他の馬に乗らざるを得ず、フランキーにお鉢が回ってきたようです。
従って初めて乗る馬、ペリエや調教師にアドバイスを貰っていたようですが、最終的には騎手の判断に任されていました。
私も1975年に英仏ダービーを梯子して回りましたが、「競馬文化」には、お国柄の違いがよく出ていますね。フランスの競馬は実に華やか、美女とワインに囲まれた競馬場です。懐かしいですねぇ。世界にはこんな「美女」がゴロゴロしているんだぁ!

フランキーが仏ダービーに勝つのは3度目、1992年のポリテン Polytain 、2005年のシャマーダル Shamardal に続くものです。
今回のローマンがどの程度の馬かは未だ未だ未知数ですが、フランキーにとっては英仏ダブルを実現させた忘れ難き存在になるでしょう。

話はまるで変わりますが、今回のダービー劇について日本の大手マスコミは何も報道していませんね。かつて日本経済新聞は競馬を熱心に紹介してきましたが、昨日も今日もデットーリの「デ」の字も見当たりません。スポーツとは大リーグとサッカー、日本のプロ野球とゴルフだけなんでしょうか。あぁ、あほらし。

フランスダービーは「三菱モーターズ」という所がスポンサーになっていますね。この日のレースには全て MITSUBISHI Motors という冠が付いています。これ、日本の会社でしょ? 経済という視点から見てもニュースになるのじゃないでしょうか。1日貸切でスポンサーになる、ということは、競馬サークルに支援する金額が生半可なものじゃないということを意味します。特にヨーロッパでは競馬は最高レヴェルのスポーツですからね、一般の注目度も極めて高い。
ボクとしてはどうでもいいですけどね・・・。
帰ったらフランスダービーの映像を探さなくちゃ。

 

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