2015ダービーの枠順

日本時間の昨夜、土曜日に行われるダービーの枠順が決まりました。最後まで出走に含みを残していた2000ギニー馬グレンイーグルス Gleneagles は、結局最後の段階で登録せず、マイル路線に的を絞りました。
またオブライエン師はファウンド Found も回避し、今年も牝馬の挑戦は有りません。2000ギニー組から参戦してきたのは8着のモヒートだけ。

01 エピキュリス Epicuris
02 ハンス・ホルバイン Hans Holbein
03 エルム・パーク Elm Park
04 カーボン・デーティング Carbon Dating
05 モヒート Moheet
06 キリマンジャロ Kilimanjaro
07 ストーム・ザ・スターズ Storm the Stars
08 ゴールデン・ホーン Golden Horn
09 ジョヴァンニ・カナレット Giovanni Canaletto
10 ジャック・ホッブス Jack Hobbs
11 ルージュ・ランナー Rouge Runner
12 サクセス・デイズ Success Days

丁度1ダース、12頭と言うコンパクトなダービーになりましたが、やはり注目はオブライエン厩舎の動向でしょう。2012年からダービー3連覇は、前人未到の領域、今年も勝って4連覇成るか、が最大の焦点かも知れません。
これを阻止したいのはやはり英国勢でしょう。ダンテ・ステークスのワン・ツー・フィニッシュを達成したゴスデン厩舎の2枚看板、無敗のゴールデン・ホーンと2着ジャック・ホッブスが1・2番人気になる模様。前者はデットーリ、後者にはビュイックが騎乗しますが、デットーリが勝てば2007年のオーソライズド Authorized 以来2度目のダービーとなります。
もちろん不安もあります。トリッキーなエプサム・コースを克服できるかと言う点はどの馬も同じですが、ダンテ→ダービーの連勝は2007年、そのオーソライズド以来出ていません。久し振りにユニオン・ジャックが翻るか?

次いではやはりオブライエン軍団でしょう。今年は結局3頭が残りましたが、ライアン・ムーアが選んだジョヴァンニ・カナレットがオブライエン師6度目のダービーに一番近い存在でしょう。血統的にもダービーを勝つために生まれてきた馬。援護射撃のキリマンジャロはオブライエン、ハンス・ホルバインにはヘファーナンが騎乗します。
2歳時にレーシング・ポスト・トロフィーに勝ったエルム・パーク、デリンスタウン・ダービー・トライアル(GⅢ)を制して3連勝と無敗のサクセス・デイズも圏内。フランスの期待、ヘッド=マーレク女師はクリテリウム・ド・サン=クルーの覇者エピキュリスを送り込んできました。

 

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