プロムスのシベリウス交響曲全集(1)、ダウスゴーの巻
今日は競馬日記に忙しく、BBC3のネット中継に繋げたのは午後になっていました。NHK・FMなどと違ってこちらの都合の良い時に放送が聴けるこのシステムに勝るものは有りませんね。
ということで、15日から3日間は、今年のプロムスの大きな柱でもある生誕150年を記念するシベリウス交響曲全集が演奏されます。3回とも異なった指揮者が振るのも今回の特徴で、3人3様のシベリウスを楽しみましょう。第1回は、デンマークの指揮者ダウスゴー登場。
8月15日 ≪Prom 40≫
シベリウス/フィンランディア
シベリウス/交響曲第1番
~休憩~
シベリウス/交響曲第2番
BBCスコティッシュ交響楽団
指揮/トーマス・ダウスゴー Thomas Dausgaard
ダウスゴーは2015-2016シーズンからBBCスコティッシュ響の次期首席指揮者に決まっており、これはその前夜祭のようなコンサートでもありました。
シベリウスは本家フィンランドを除けば、恐らく最も頻繁に聴けるのは日本とイギリスでしょう。中でも日本には独自のシベリウス伝統があり、民族的にも近いDNAがあることから、英国を上回るシベリウス大国でもあります。
そんなわけで今回のプログラム、作品について改めて書くこともありません。失礼ながらこのクラスのシベリウスでは、私はビクともしませんでした。良くやってるネ、よしよし。という余裕。ハッキリ言って、日本ではもっと鮮烈なシベリウスが聴けました。
3日間で全7曲が演奏された後、8月29日にはクレルヴォ交響曲が取り上げられてプロムスのシベリウス祭は幕を閉じます。
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