ミックス開催のGⅢ戦

昨日は凱旋門賞だけが競馬だったわけではありません。アイルランドのティッペラリー競馬場でもヒッソリとG戦が行われました。
アイルランドでは既に障害競走に中心が移っている中、この日のティッペラリーも障害と平場の混合開催、このGⅢ戦はメインの障害レースの前座のような存在でした。

good to yielding 、所により yielding の馬場に1頭が取り消して10頭立てで行われたコンコルド・ステークス Concorde S (GⅢ、3歳上、7ハロン100ヤード)。GⅢ勝馬の地元テスティッド Tested を抑えて2対1の1番人気に支持されたのは、英国から遠征してきたソヴリン・デット Sovereign Debt でした。
5番人気(9対1)のアンスガー Ansgar が逃げましたが、2番手を追走していた2番人気(5対2)のテスティッドが交わして先頭。残り1ハロンでは後続との差が2馬身ありましたが、ゴール前で右に大きく寄れ、4番手から追い込むソヴリン・デットの進路に侵入。ゴールでは短頭差抜けていましたが、審議となり、結局1着と2着が入れ替わりました。1馬身4分の3差で5番手を進んだ7番人気(20対1)のステイプ・アマー Steip Amach が3着。

裁決ルームで勝利を受け取ったソヴリン・デットは、ダンディー・ニコルス師の管理馬。当初コンビを組んでいるキーレン・ファロンが騎乗する予定でしたが、現地に向かう便のトラブルのため間に合わず、急遽デクラン・マクダナーが騎乗していました。
3走前にもカラー遠征でリステッド戦に勝ち、前走はヘイドックのスーペリアー・マイル(GⅢ)で3着。これがG戦初勝利となる6歳せん馬です。

 

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