テスティッド、フェアリー・ブリッジを連覇
8月27日、アイルランドのティッペラリー競馬場でフェアリー・ブリッジ・ステークス Fairy Bridge S (GⅢ、3歳上牝、7ハロン100ヤード)が行われました。馬場は good to yielding 、所により yielding 。
去年は28日に行われ、馬場は good 、所により good to firm でしたから1年前よりは重い馬場でしたが、3頭が取り消して7頭立てという点は去年と全く同じ条件。しかも11対8の1番人気は、去年の勝馬テスティッド Tested という所も前年と同じパターンでした。(尤も去年はジョイント1番人気でしたが)
レースは最低人気(16対1)の英国参戦馬カリプソ・ビート Calypso Beat が逃げ、テスティッドは2番手追走。これまた去年と同じパターンで、最後はキッチリと抜け出し、5番手から追い込む2番人気(7対2)の3歳馬ミリタリー・エンジェル Military Angel に1馬身半差を付けて快勝し、2連覇達成です。半馬身差で逃げたカリプソ・ビートが3着。
去年は4馬身差の楽勝でしたが、今年はそれより着差は縮まったものの、楽勝と言う意味では同様でした。もちろんデルモット・ウェルド厩舎、パット・スマーレン騎乗、ジャドモント所有も前回と変わらず。
去年はフェアリー・ブリッジでシーズンを終えたテスティッド、今期初戦のバリーコーラス・ステークス(GⅢ)で2着したあと、カラーのリステッド戦(ドバイ・デューティー・フリー・ダッシュ、6ハロン)で6頭立て6着と、生涯2度目の着外を経験(最初は愛1000ギニー6着)。前走ゴールウェイのリステッド戦では、今回も出走(7着最下位)していた5ポンド軽量のラヴィニアード Laviniad に頭差で2着に敗れていたものの、負担重量が並んだここでは力の違いを見せ付けた形です。
前年に続いてこれがシーズン終戦となるか、更に秋はGⅠ戦を狙って行くかは、現時点では未定とのことでした。
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