2016愛1000ギニーの枠順

土曜日の愛2000ギニーに続き、日曜日には愛1000ギニーも行われます。枠順が確定し、騎乗するジョッキーの顔ぶれも出揃いました。
2000ギニーが8頭立てなのに対し、こちらは14頭立て。

01 マインディング Minding
02 ラディアントリー Radiantry
03 ナウ・オア・ネヴァー Now Or Never
04 プリティー・パーフェクト Pretty Pertfect
05 アナンバ Anamba
06 ターレット・ロックス Turret Rocks
07 カリフォルニアドリーミング Californiadreaming
08 クールモア Coolmore
09 クール・サンダー Cool Thunder
10 ジェット・セッティング Jet Setting
11 タナザ Tanaza
12 ダイアモンド・フィールズ Diamond Fields
13 アシャディハン Ashadihan
14 ツァーボ Czabo

先ずはニューマーケットの1000ギニーを人気に応えて制したマインディングに注目でしょう。オークスに直行するものと思っていただけに、やや意外です。何しろダービー出走も期待されていただけに、この日程ではエプサムはかなり強行軍になると思われますが・・・。
本来は1000ギニー2着だったバリードイル Ballydoyle がオブライエンのエースになる筈でしたが、血液検査の結果が悪く、ここを回避。そこで急遽マインディングに登場願った、というのが内情のようです。これが吉と出るか、凶とでるか。マインディングのオークスは無くなった可能性大でしょう。
いずれにしてもマインディングが被った1番人気に推されることは間違いありません。もちろんライアン・ムーア騎乗。英愛1000ギニーの連覇は意外に少なく、今世紀に入ってから2頭を数えるだけ。3頭目の偉業達成を目指します。

オブライエン厩舎はマインディングの他に3頭を出走させてきました。ネル・グィン・ステークス5着のクールモア、前走ブルー・ウインド・ステークス2着の2勝馬プリティー・パーフェクト、それに娘のアナが騎乗するカリフォルニアドリーミングです。これは未勝利馬なので、恐らくペースメーカーでしょう。
オブライエン師はこのレースを6勝しており、勝てば7勝となって最多勝利調教師にタイで並ぶことになります。7勝しているのは20世紀前半に達成したフーバート・ハーティガンという方。当時は賞金も安く、単なるアイルランドのローカル重賞に過ぎませんでした。

マインディングを破る可能性がある筆頭候補は、デリンスタウン・スタッド・1000ギニー・トライアル(GⅢ)に勝ったナウ・オア・ネヴァーでしょう。モイグレア・スタッドではマインディングの9着と完敗しましたが、3歳になっての成長に期待できそう。
あとはメイ・ヒル・ステークス(GⅡ)の勝馬で、マルセル・ブーサック2着、ニューマーケットでは6着だったターレット・ロックスでしょうか。
チャートウェル・フィリーズ・ステークス(GⅢ)勝馬のアシャディハン、レパーズタウン・1000ギニー・トライアル(GⅢ)の勝馬で1000ギニーは9着だったジェット・セッティング、シルヴァー・フラッシュ・ステークス(GⅢ)の勝馬でモイグレア・スタッド4着、これが今期初戦のタナザにも僅かなチャンスがあるかも。

ニューマーケットに続いてオブライエン厩舎のワン・ツーがありかも、というメンバーの愛1000ギニーです。

 

 

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください