ウェルド/スマーレン、4度目のブルー・ウインド

昨日はアイルランドのナース競馬場でもG戦が一鞍行われています。yielding の馬場で行われたブルー・ウインド・ステークス Blue Wind S (GⅢ、3歳上牝、1マイル2ハロン)。
このレースは今年が16回目と未だ歴史が浅い一戦ですが、ボルジャー厩舎とウェルド厩舎が夫々5勝、3勝と強く、今は引退したジョン・オックス厩舎も4勝。エイダン・オブライエン厩舎は未だ1勝しかしていないという歴史があります。

今年は6頭が出走し、3歳馬4頭に対して4歳馬2頭。2勝目を目指すオブライエン厩舎は2頭を参加させ、ボルジャー厩舎とウェルド厩舎は夫々1頭づつというメンバー構成でした。7対10の1番人気になったのは4歳馬ながら未だこれが6戦目というズーコーヴァ Zhukova 、ウェルド厩舎の期待馬です。
レースはオブライエン厩舎の3歳馬で2番人気(3対1)のプリティー・パーフェクト Pretty Perfect 、成績次第ではオークスに挑戦する可能性を秘めた1頭です。2番手追走から一旦は3番手に控えたズーコーヴァ、スパートしてからは一方的な内容で、逃げたプリティー・パーフェクトに7馬身半差を付ける圧勝でした。更に5馬身半差が付いて、前半5番手を進んでいた3番人気(4対1)の4歳馬ボッカ・バチアータ Bocca Baciata が3着。

勝ったズーコーヴァはデルモット・ウェルド厩舎、パット・スマーレン騎乗で、このコンビは2003年のハミリス Humilis 、2012年プリンセス・ハイウェイ Princess Highway そして一昨年のタファーシャ Tarfasha に続く4勝目となります。
3歳終戦のゴルウェイのリステッド戦、今期初戦カラーのリステッド戦(アレッジド・ステークス、10ハロン)と3連勝。母は2006年の愛1000ギニー馬ナイタイム Nightime と筋が通っており、何れはGⅠを狙える器かも知れません。

 

 

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