フロラン・ジェルーの快進撃

7月4日はアメリカの独立記念日。この日もG戦が一鞍行われ、これを以て1週間の競馬レポート最終便となります。

その一鞍とはパークス・レーシング競馬場で行われたドクター・ジェームス・ペニー・メモリアル Dr. James Penny Memorial (芝GⅢ、3歳上牝、8.5ハロン)。firm の馬場に2頭が取り消して7頭立て。2月にガルフストリームでスワニー・リヴァー・ステークス(芝GⅢ)を制したタミー・ザ・トルピード Tammy the Torpedo が8対5の1番人気。
3番人気(5対2)のジペッサ Zipessa がダッシュ良く飛び出し、そのまま後続を寄せ付けず逃げ切り勝ち。2馬身差で4番手を進んだ2番人気(2対1)のトゥッティパエージ Tuttipaesi が追い込み、更に1馬身4分の1差で4番人気(4対1)のタイガー・ライド Tiger Ride が3着。人気のタミー・ザ・トルピードは2番手追走も4着に終わりました。
マイケル・シュティドハム厩舎のジペッサは、5月のチャーチル・レディース・マイル(芝GⅡ)で4着、前走6月にはミントジュレップ・ハンデ(芝GⅢ)で3着していた4歳馬。これがG戦初勝利となります。騎乗していたフロラン・ジェルーは、前日のユナイテッド・ネイションズ・ステークスをワールド・アプルーヴァル World Approval で制し、6月30日のアイオワ・オークスもファミリー・トゥリー Family Tree で勝っており絶好調。正に脂の乗り切った好騎乗が光っています。

 

 

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