サラトガは古馬牝馬の短距離G戦

アメリカの夏競馬は土日だけでなく、平日にもいくつかのG戦が組まれているのが特徴と言えば特徴。昨日7月27日は水曜日でしたが、サラトガ競馬場ではオノラブル・ミス・ハンデキャップ Honorable Miss H (GⅡ、3歳上牝、6ハロン)が行われました。fast の馬場に7頭が出走し、GⅢ戦に2勝しているポールアズシルヴァーライニング Paulassilverlining が7対5の1番人気。
短距離のダッシュとあってスタートから激しいハナ争い、一旦は最低人気(16対1)のディーヴァ・エクスプレス Diva Express が逃げましたが、2番手を進んだ4番人気(10対1)のディスコ・チック Disco Chick が先頭で直線。ここに後方で控えていた2頭が追い上げる流れとなり、後方3番手から伸びた本命ポールアズシルヴァーライニングの外から、後方2番手を進んだ3番人気(7対2)のハヴユーゴーンナウェイ Haveyougoneaway が外から襲い掛かって首差抜け出しての優勝。3着は12馬身の大差がついてディスコ・チックが粘っていました。
トーマス・モーリー厩舎、ケンドリック・カームーシュ騎乗のハヴユーゴーンナウェイは、これまでニューヨーク産馬限定のステークスで戦ってきた馬で、G戦は初勝利となる5歳馬。去年はレミントン・パークの限定ステークス(フラッシー・レディー・ステークス、6ハロン)に勝ち、今年もオークローン・パークでスプリング・フィーヴァー・ステークス(5.5ハロン)とアメリカン・ビューティー・ステークス(6ハロン)に優勝。ニューヨークに戻ってからは5月にベルモントでクリティカル・アイ・ステークス(8ハロン)で2着、前走7月3日にはダンシン・ルネー・ステークス(6ハロン)に勝って連勝。ステークスは5勝目を数えることになります。

 

 

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