雨のデル・マー

感謝祭から4日連続でG戦が行われてきた11月最終週のアメリカ競馬、最終日の日曜日はデル・マー競馬場で2鞍のG戦が組まれていました。
しかしながら前日の雨で芝コースは悪化、結局第6レースに予定されていたセシル・B・デミール・ステークス Cecil B. DeMille S (芝GⅢ、2歳、8ハロン)は、芝からダート・コースに変更。これに伴ってGⅢも剥奪されてしまいました。

ということで、G戦ではなくなった当レースは簡単に結果だけ。馬場の変更に伴って2頭が取り消して7頭立て。サンタ・アニタで新馬勝ちし、前走芝の短距離一般ステークスで4着だったソード・ファイター Sword Fighter が1番人気。
しかし優勝は5番人気(6対1)のターム・オブ・アート Term of Art で、1馬身4分の1差で6番人気(12対1)のヴェンディング・マシーン Vending Machine が2着。4分の3馬身差で人気のソード・ファイターは3着に終わっています。
ターム・オブ・アートはダグ・オネイル厩舎、ジョセフ・タラモ騎乗で、3戦目にサンタ・アニタで未勝利を脱し、前走はBCジュヴェナイルに挑戦して9着でした。

事実上この日唯一のG戦となったのがネイティヴ・ダイヴァー・ハンデキャップ Native Diver H (GⅢ、3歳上、9ハロン)。こちらは本来ダート・コースのG戦で、登録していた7頭が全て出走。皮肉なことに、最近は専ら芝コースのG戦を連勝し、前走もBCマイル(芝GⅠ)で3着だったミッドナイト・ストーム Midnight Storm が8対5の1番人気。
大外、と言っても7番枠からスムースに出たミッドナイト・ストームが馬也のまま先頭に立ち、一瞬たりとも前を譲ることなく逃げ、3頭が雁行するように進んだ2番手グループから抜けた4番人気(5対1)のポイント・バイパー Point Piper に7馬身4分の3差を付けるぶっちぎりの逃げ切り勝ちでした。頭差で後方2番手から追い上げた3番人気(9対2)のGⅠ馬ハード・エーシズ Hard Aces が3着。
フィリップ・ダマト厩舎、マイク・スミス騎乗のミッドナイト・ストームは、これがG戦6勝目となる5歳牡馬。ここ11戦でダート・コースを走ったのは、去年8月に最下位に終わったパシフィック・クラシック(GⅠ)のみ。BCに挑む前3戦は、6月サンタ・アニタのシューメーカー・マイル(芝GⅠ)、7月デル・マーのエディー・リード・ステークス(芝GⅡ)、8月もデル・マー・マイル(芝GⅡ)とG戦3連勝していました。3歳時のデル・マー・ダービー(芝GⅡ)、4歳時のシービスケット・ハンデ(芝GⅡ)も勝っていますが、ダートのG戦は初勝利となります。

 

 

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