長距離なら芝でもダートでも

4月3日の日曜日、アメリカではニューヨークとカリフォルニアでG戦が組まれていました。しかし今週の東海岸は天候が悪く、土曜日のフロリダも雨でしたし、ケンタッキーも風が強かったこともレース映像から窺い知れました。
土曜日は無事に開催されたニューヨーク州のアケダクト競馬場でしたが、日曜日は風が猛威を振るったようで開催はキャンセルに。予定されていたトップ・フライト・インヴィテーショナル・ハンデキャップ Top Flight Invitational H (GⅢ、4歳上牝、9ハロン)は順延され、現時点でリスケのスケジュールは発表されていません。

ということで昨日はサンタ・アニタ競馬場のトーキョー・シティー・カップ Tokyo City Cup (GⅢ、4歳上、12ハロン)のみ。去年は3月末に行われていましたが、今年はやや時期を遅らせての開催です。もちろん日本の東京シティー競馬とのタイアップ重賞(大井競馬場ではサンタ・アニタ・トロフィーが行われる)。
今年は fast の馬場に7頭立て。G戦に勝ったことのある馬は2頭で、その内の1頭ブリンゴ Blingo が勝ったのは一昨年のG戦のため人気は5番人気(10対1)と伏兵まで。一方3対2の1番人気に支持されたビッグ・ジョン・ビー Big John B は専ら芝コースで活躍してきましたが、最近35戦で一度だけ使われたダート・コースでもクーガー・ハンデ(GⅢ)を制しており、今回のコースも問題無なさそう。
レースは最低人気(25対1)のジョンズ・サクセス John’s Success が逃げ、向正面では縦一列の展開。人気のビッグ・ジョン・ビーは最後方の内ラチ沿いを進む定位置からの競馬に徹します。その本命、直線に向くと馬4頭分の外に出してスパート、後方2番手から一歩先んじて先頭に立った3番人気(5対1)のクラス・リーダー Class Leader を直線半ばで捉えると、同馬に2馬身4分の1差を付ける堂々の楽勝。更に2馬身4分の1差で4番手を進んだブリンゴが3着に入りました。
フィリップ・ダマト厩舎、ラファエル・ベハラノ騎乗のビッグ・ジョン・ビーは7歳のせん馬。これが区切りとなる40戦目でした。6戦目で芝コースに転向してからは、上記の様に去年夏のデル・マーでクーガー・ハンデ(12ハロン)で一度だけダートを経験したのみ。芝コースでは一昨年と去年のデル・マー・ハンデ(芝GⅡ、11ハロン)を連覇するなど、馬場というよりは長距離のスペシャリストと言えるでしょう。今年の夏はデル・マー・ハンデ3連覇が楽しみになってきました。

 

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