8月4日のアメリカ競馬

二日間ほど留守にしていた間の競馬レポート、先ず8月4日の金曜日にサラトガ競馬場で行われたナショナル・ミュージアム・オブ・レーシング・ホール・オブ・フェイム・ステークス National Museum of Racing Hall of Fame S (芝GⅡ、3歳、8.5ハロン)を纏めておきましょう。

この日に新たに競馬殿堂入りが発表されるのを記念するレースで、firm の馬場に1頭が取り消しての9頭立て。前走ベルモント・ダービーで1番人気に推されながらも5着に敗れたヨシダ Yoshida が2対1の1番人気。前回も紹介しましたが、父がハーツクライという日本産馬ですが、オーナーに日本人の名前はありません。
外から思い切って先頭に立った6番人気(12対1)のセクレタリー・アット・ウォー Secretary At War が逃げ、ヨシダは4番手追走。直線、2番手に付けていた2番人気(3対1)のビッグ・ハンサム Big Handsome が先頭に立った所に外からヨシダが並び掛け、この2頭で決まりと思われましたが、前半3番手の内を進んだ3番人気(4対1)のブリックス・アンド・モーター Bricks and Mortar が更に外から一気に末脚を爆発、ヨシダを4分の3差捉えて差し切り勝ちを決めました。最内で粘ったビッグ・ハンサムが頭差の3着。
このレース3連覇となるチャド・ブラウン厩舎、ジョエル・ロザリオ騎乗のブリックス・アンド・モーターは、これで4戦4勝、無傷でのG戦初制覇となります。今年2月にガルフストリームでデビュー勝ちし、9月にベルモントのアローワンス戦、7月には同じベルモントで一般ステークス(マニラ・ステークス、1マイル)にも優勝。ここまでの4戦は全て芝コースで、このまま芝コースのチャンピオン3歳の座を狙っていくことになるでしょう。

 

 

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