迎春

2019年 迎春
あけましておめでとうございます。
毎年恒例、元旦はこのネタです。50年単位のアニヴァーサリーを迎える作曲家。

アレッサンドロ・マルチェルロ (1669-1747) 生誕350年 8月24日
レオポルド・モーツァルト (1719-1787) 生誕300年 11月14日
エクトル・ベルリオーズ (1803-1869) 没後250年 3月8日
フランツ・フォン・スッペ (1819-1895) 生誕200年 4月18日
クララ・シューマン (1819-1896) 生誕200年 9月13日
スタニスラウ・モニューシコ (1819-1872) 生誕200年 5月5日
ジャック・オッフェンバック (1819-1880) 生誕200年 6月20日
ルイ・モロー・ゴットシャルク (1829-1869) 没後150年 12月18日
ホレイショ・パーカー (1863-1919) 没後100年 12月18日
ルッジェーロレオンカヴァルロ (1857-1919) 没後100年 8月9日
アルマス・イェルネフェルト (1869-1958) 生誕150年 8月14日
ハンス・プフィッツナー (1869-1949) 生誕150年 5月5日
アルベール・ルーセル (1869-1937) 生誕150年 4月5日
ダグラス・ムーア (1893-1969) 没後50年 7月25日
グラジーナ・バチェヴィッツ (1909-1969) 没後50年 1月17日
レオン・キルヒナー (1919-2009) 生誕100年 1月24日
ガリーナ・ウストヴォルスカヤ (1919-2006) 生誕100年 6月17日
ミェチスワフ・ワインベルグ (1919-1996) 生誕100年 12月8日

去年、某コンサートホールで “来年のアニヴァーサリーは何と言ってもヴァインベルグでしょう” と言った賢人がおられました。“楽譜は出版されたのですか?”と問うたところ、“何とか全部揃いました”との答え。何処かでヴァインベルグ弦楽四重奏曲全曲演奏会が開かれるかもしれませんが、可能性はかなり低いのじゃないでしょうか。何れにしても記念の年に向けて譜面が揃うことは良いことで、楽譜がなければ一歩も前進しませんからね。

ということですが、今年のアニヴァーサリー作曲家で最も聴かれそうなのがベルリオーズでしょうか。没後250年、1月から幻想交響曲やイタリアのハロルドが演奏予定に上がっています。
その他ではヴォルフガング・アマデウスの父レオポルド・モーツァルト、プフィッツナーとルーセルなども年初からさり気無くプログラムを飾っているようです。レオンカヴァルロも舞台、演奏会形式を問わず聴く機会が増えそう。
オペラというかオペレッタですが、スッペとオッフェンバックが同じ生誕200年というのも偶然か、新年号を祝して賑やかな舞台を楽しみにしましょう。

個人的に興味があるのが、3人の女性作曲家のアニヴァーサリー。私ならクララ・シューマン、バチェヴィッツ、ウストヴォルスカヤを並べて一晩のプログラムを組みたいところですが、即却下されるでしょうな。
ということで、本年もよろしくお願い致します。

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください