カテゴリー: 競馬

英国競馬1963(1)

海外の、特に英国のクラシック・シーンを回顧する季節がやって来ました。今年も半世紀前のイギリスを思い出していきましょう。最初は2000ギニーから。 1962年の2歳馬フリーハンデでトップに評価されたのは、コヴェントリー、ジムクラック、ミドル・...

モランディに注目

長かったヨーロッパ平場シーズンも、遂に昨日フィナーレを迎えました。サン=クルー競馬場で行われたクリテリウム・ド・サン=クルー Criterium de Saint-Cloud (GⅠ、2歳牡牝、2000メートル)。実はアーミスティス・デイの...

スペインが戴冠

11月8日、トゥールーズ競馬場でフィーユ・ド・レール賞 Prix Fille de l’Air (GⅢ、3歳上牝、2100メートル)が行われました。仏平場シーズンの最後から2番目に行われるG戦で、当初はメゾン=ラフィット競馬場で...

メゾン=ラフィットが終戦

イギリスとアイルランドは既に平場のG戦スケジュールを全て終えましたが、フランスは11月中旬までパターン・レースが組まれています。昨日はシーズン最後のメゾン=ラフィットとあって、イギリスやアイルランドからも多くの馬が参戦してきました。この日も...

ボルジャー師、第2のダービー候補

昨日のサン=クルー競馬場はG戦2鞍、いずれも heavy の馬場で行われています。先ずはクリテリウム・インターナショナル Criterium International (GⅠ、2歳、1600メートル)。6頭立てで行われました。 G戦勝馬が...

明暗分けたフロール賞

今日のレポートは、昨日サン=クルー競馬場で行われたフロール賞 Prix de Flore (GⅢ、3歳上牝、2100メートル)です。以前は3歳牝馬限定でしたが、1981年から古馬にも開放されたシーズン末期の一戦。 heavy の馬場に10頭...

仏セントレジャーの逃走劇

日曜日、ロンシャン競馬場でロワイアル=オーク賞 Prix Royal-Oak (GⅠ、3歳上、3100メートル)が行われました。かつてはフランス・セントレジャーとして知られてきたレースですね。 1979年に古馬にも開放されてクラシックの性格...

英・愛、共に終戦

昨日の土曜日、イギリス、アイルランド共にシーズン最後のパターン・レースが行われました。平場シーズンそのものは未だ残されていますが、現地競馬ファンの話題は疾うに障害レースに移っています。 英国の掉尾はドンカスターとニューバリー、先ずはイギリス...

クラシック候補登場

昨日、ドーヴィル競馬場で行われたレゼルヴォアール賞 Prix des Reservoirs (GⅢ、2歳牝、1600メートル)のレポートです。 元来はシャンティー競馬場に創設されたレースですが、1996年から現在のドーヴィルに移籍。ドーヴィ...

仏ローカル馬の活躍

一昨日の日曜日にもフランス、ロンシャン競馬場でパターン・レース2鞍が行われました。馬場は heavy 。凱旋門賞のソレミア Solemia を引き継ぐように、フランスのローカル競馬場をベースにする馬たちの活躍が続いています。 最初はコンデ賞...

2頭の偉大なチャンピオン

日・月とUSAに出掛けていたためレポートが遅れています。チャンピオン・デイの結果を大急ぎでチェックし、飛行機に飛び乗った次第。 さて去年からスタートしたアスコット競馬場のチャンピオンズ・デイ、それまでニューマーケット伝統のチャンピオン・ステ...

フランケルの最終戦

本日のアスコット競馬場はチャンピオン・デイ。各ジャンルにトップ・クラスの馬が勢ぞろいして5つのG戦が行われます。何と言っても注目はチャンピオン・ステークスでしょう。 これまで3シーズンに亘って無敗を守ってきたフランケル Frankel が現...